GP2からGT2へ〜その4〜

Kei-T

2022年07月31日 00:00

<その3からの続き>

乗りかえるGT2は、タイヤサイズこそ同じものの、アルミホイールのインセット値が微妙に異なっています。GPが48でGTが55です。

GPで使っていたアルミホイールをそのまま流用するのはこのインセット値の面で不一致の気持ち悪さがやっぱあったんで、スタッドレス用には新たにインセット55のGTにもジャストに適合する純正アルミホイールを探すことにしました。そのためGPで使っていたアルミホイールも引き継ぎませんでした(もっとも数値的なモンで流用きかないのかもしれませんが、この辺の知識は俺にはない 笑)。加えてGTからはデフォルトのタイヤサイズが16インチからなので、これまでスタッドレス用に使ってきていた15インチのアルミ&タイヤも引き継げず、これも手放すことに。

スタッドレスタイヤについては当日積んで持っていくより事前に持って行きディーラーに引き渡した方が当日ラクだと思ったので、納車日の1週間前に周南まで持って行きました。なので納車日当日は身軽な状態での道中です。



道中立ち寄った店に、真っ赤なメルセデスAクラスが停まっていました!

このGTに乗りかえるにあたって並行して(当然ながら)他の乗りかえ候補車種もリストアップしていました。実はその候補の中にこのメルセデスAクラスもありました。それも赤色のを所望していたわけでして、まさにここで出会ったAクラスは俺が候補に挙げていたドンズバ仕様のモノだったんです!

やはりこういうのは(クルマ)実車をみないとダメですね。
このメルセデス、実車でみるとかなり、いや相当に良かったです。今回赤色の個体が近隣に出てこなかったこととメルセデスはディーラーまで若干距離やら混雑やらある辺りにあることから購入後のアフターが煩わしいのもあって候補から外したんですが、これ、今回のGTとさほど変わらん価格でディーラー中古で売りに出ていたら選んでいた可能性大だったかもしれません。今回の件を通じてローンも審査通ることがわかったんでね! 笑

で、Aクラスを候補に挙げていたということは当然ながら他にも候補車種はありました。すべて輸入車で、他はBMW 1シリーズ(F20後期型)とVOLVO V40。

このうちまずV40が取り回しの面で他車種に比べ若干不自由しそうな感じだったため候補から脱落し、続いてメルセデスが上記の理由から外れ、最終的には1シリーズとの比較検討一騎討ちとなった次第。かつてE36に乗っていたからバルコム(山口での正規ディーラー)のアフターの良さは知っていたし、何よりFRという駆動方式の魅力は非常に捨て難いものがあったので。

が、これもタイミングだね、F20に良い在庫が出てこなかった…コレだという個体が出ていたらそれこそ今回のインプレッサ同様ローン審査受けて通れば成約、という方向に持っていく感じになっていたんでしょうが、その在庫自体が丁度ない(あっても予算的にオーバー)時期に重なったってのもあり、最終的には初志貫徹でインプレッサに決めました。

あとね、最終的にインプレッサを選んだ最大の理由が、近年問題になっているアレだったんですよ…何かわかります?

それはズバリ
「ここ最近の夏の異常な猛暑具合」
なんです。

欧州車もかつて自分がE36乗っていた頃に比べ諸々質感も品質もかなり向上してきており、そうそう妙な故障を起こさなくなりました。とは言え欧州基準で開発されているのはいうまでもないわけで、気候的には日本とは随分違う。

そうなるとね…そう!部品、特に樹脂系ゴム系のものの耐久性の部分で輸入車は夏場の不安がどうしても出てくる。日本の気候基準で当然開発されているであろう国産車にこの部分では間違いなくアドバンテージがあると思ったわけよ。

先述の理由から欧州車、この日本での夏場がこれから怖くなるよなぁ…とね。特に燃料関係の部材。火災など起こったら大変だもんね。実際(その辺が理由かどうかはわかりませんが)輸入車が燃えた的なニュースを近年目にするようになってきてますしね…

耐久性面で不安を抱きながら乗るのは精神的にも良くないし、何よりトラブった時に駆け込み寺的なディーラーってのが輸入車はなかなかね。バッテリーとかも輸入車は専用の規格だったりですぐに手に入らなかったり。その点国産車はかなり安心できる。

それもあって最終的にはインプレッサに決めたんだ。
そして実際に納車されて、プラットフォームが一新されたこのGTに乗ってみて、その判断が正しかったことを実感しました。剛性がね、飛躍的に良くなっていたんです。

中でも、ドアを閉めた時の「バムっ」ていう重厚さが、前のGPとは比較にならんぐらいに重厚!ぶっちゃけ以前乗っていたE36やら代車で乗ったE46&E90&E87などと比べてみても遜色無いレベルで剛性面が向上していることが実感として伝わってきたのもあり…

これなら輸入車にこだわらなくてもいいよな!
と思うに至ったんです!

ただ、そうは言ってもFR最終型1シリーズへの憧れってのは今でも持っているので、次乗り換える時にはBMWに回帰する可能性は十分ある。けどその日が来るのも4年以上先のことになりそうだし、その頃には1シリーズも認定中古車でも買いやすい値段になっているだろう。

そんなわけで。



無事納車と相成りました!

<完>

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