森下玲可「傷つけて Precious Love」
俺の最近の、好きな休日の過ごし方。
遠出ドライブして、その遠出先で中古CD買って、それを聴きながら帰路につく。
中古CDも今やワンコインで十分に買える時代ですからねぇ。80年代後半〜90年代前半の音楽スタイルに浸ってた俺にとっては、まさに中古現地のCDショップは、安価でたしなみが手に入る格好の場。
今日は、こんなアーティストのCDを買って、聴きながら帰路につきました。
森下玲可の"ZERO"というアルバムです。彼女は、カメリアダイアモンドCMソングで颯爽とデビューをヒットで飾った、シンガーです。このアルバムは手放して以来長らく手元になかったんで、今回買い直して、久々に全曲聴いたよ♪
で、このシンガーというのがマジで俺好みのパワフルな歌い手でして、シンの強い、密度の詰まった太い歌声は個人的にはかなり気に入ってます。
そんな彼女の楽曲の中で、群を抜いて秀逸なのが、この、デビュー曲。
今聴いてもこの曲のインパクトはまったく色褪せてませんね。
さり気なくこの曲のベースは元NAZCAの坂井紀雄氏。
その坂井氏のベース、特にラストのサビリフレイン冒頭のフィルインなどまさに絶品の域の旨味を出してて。このベースのワンフレイズを聴くためだけにこのアルバム買う価値有りと言っても過言ではないぐらい、当時の俺には強烈なインパクトがありましたね。
惜しむらくはベースにこれほどの凄い人起用しとるのに、何故ドラムを打ち込みにするんですか、と。ドラム生でやってたらリズムセクションのグルーヴは凄い&重み増してたろうになぁ、この点だけがこの曲では残念です。山田わたるさんとか山木秀夫さんとか、あの辺を起用してればグルーヴの厚みが盤石になってただろうなぁと…それ以外にはもう、文句なし。理屈抜きで素晴らしいです。
<後記>
YouTubeにMステ出演時の貴重な映像がUPされてたんだけど、いつの間にか消えてて、チョット残念でございます…
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