沖縄滞在記2011(完)

Kei-T

2011年08月17日 23:47

(9からの続き)

<8月10日>
当初の予定では、この日は初めて訪ねた諫早を巡って…と考えてました。が、前夜のコンビニ騒動が物語っとるように、駅周辺はじめとしてホント普通な街並で…なんかねぇ期待がでかかっただけに…みたいな…


長崎市のイメージがあまりにも強烈に、俺の中に残ってたのもいかんかったんだろうなぁ。そんなわけで駅前は、良くも悪くも昭和の雰囲気。大学時代住んどった街の隣市、富田林駅周辺と非常に良く似た光景が、諫早駅前にはありました。

んで、当初の予定を大幅に繰り上げて、早々にチェックアウトして、8:40発の特急かもめで諫早をあとにしちゃったのだ。

ただし。
諫早ターミナルホテルは、諫早駅ド真ん前&一泊朝食付3900円という超リーズナブルなホテルだった。そしてこの価格にもかかわらず、朝食(和食)ってのがめちゃくちゃボリュームがあって美味かった!この点は多いに評価できる。

かもめに揺られて一時間少々で博多着。新幹線発車までに少々時間があったので、ここで一旦途中下車し、博多駅近くにあるブックオフまで帰路暇つぶし用の古本探しに行ってきた。


前回博多に来たのが、2008年。織田哲郎のLIVE観にDrum Logos行った時。その時には建造中で構内慌ただしいことこの上なかった博多駅ビルもこのとおり!見違えるほどすごい建物に生まれ変わってて、ビビったっす。

ちなみにブックオフでは、何と!嬉しいことに、文庫版めぞん一刻の5巻を発見!ソッコーでゲット!これで全巻コンプリート!もう二度と手放さない(笑)

ブックオフでは新人のバイトさんが先輩スタッフから古本の補充陳列方法をレクチャーしてもらってました。微笑ましい光景。俺、こういう場所でバイトとかしたいんだよね羨ましい。


博多で新幹線を待つ間、向こうのホームに、またも俺のお仲間発見!(爆)ちなみにこれ、最大望遠で撮った写真です。

そんなこんなで、住んでる街に昼下がりに帰宅。晴れてたし、旅の余波で気分もよかったんで、駅から自宅までの約5kmを、一時間かけて、何と徒歩で帰りました。

このクソ暑い中…300円出せば、冷房の効いたバスで楽々帰れるところを…アホですか、えぇアホですとも。だけどね…


こういう風景は、300円では決して買えません!

そう、田んぼに走っとる小道をぬって、こんな景色をたのしみながら帰ることができるのは、徒歩のみに与えられたプライスレスな特典だろ

しかし、太陽はそんな情感などおかまいなしに容赦なく体力を奪っていく。帰宅頃には汗ダルマになってたボウズだったのでありました…

<完>

〜旅総括〜
あっと言う間の5日間でした。
もっとも実際に暮らすと、暮らしたなりに難しい面も出てくるでしょうし、一概には言えん部分ではあるんですが、やはり俺には、この土地や人柄がものすごくあっているんだなぁ、というのを、今回は今まで以上に、痛烈に感じましたね。

今までが今までだったから尚の事だが、ありえんぐらい何から何まで充実してた。これほど生き生きと日々暮らせたのはここ数年記憶にない。

まぁ何にせよ、自宅街にこの夏休みとどまってたところで惰性に流され、やれネットだ現場だ居眠りだ、てのは明らかだったからさ、沖縄じゃなかったとしても、旅に出たのは正解だったね。そしてその旅が最高に近い成果を出したんだから、もう言うことないでしょうな。

リフレッシュ以上のリフレッシュ、どころか、リセットリスタートもできたように感じてる。

ひとつだけ悔いが残るとすれば、それは、もっと早くにここに帰っておくべきだった、ということだな…失業した年の夏に帰ってたら、随分局面違ってたかもしれんね…

次はもっと早くに帰りたいものだ。帰れるようにより一層精進しよう。クソ故郷でのくそまんばいな日々や苦難に耐える支えがひとつ、できました(笑)

末筆になりましたが、今回の旅でのすべてそしてこの10章にもわたる旅日記をご覧いただいた皆様に、心から感謝申し上げ、筆を置きたいと思います

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