007は二度死ぬ
これもまた、かなり久々に観ました、今日。
個人的に映画は夜に観る方が入り込めるんですが、レンタル返却期限やら私用の関係で、昼下がりの時間にしか観ることができず。
3じのおやつのじかんにえいがみたのってはじめてなのぼくちゃん
何とも妙な感覚でしたが。
実はこの007は、高度成長期の日本を舞台にロケされてます。TOYOTA 2000GTがボンドカーに起用されたのもこの作品。
舞台が日本だけにいろいろと親近感を覚える映像が随所随所で展開されとるわけですが、中でも蔵前国技館が出てきて、しかも当時現役横綱の佐田の山が出演しているのには驚きでしたね。
そしてこの当時の「外国からみた日本」にありがちな、どこか奇天烈な情景描写も所々で見られたりで、思わず苦笑い。これでも当初起こされた内容からは(日本人キャストの丹波哲郎らから)随分修正が入ったというから、もしそれがなかったらと思うと…
ストーリー的には宇宙も舞台に絡んでいたりと、日本を舞台にしとる点も含め、随分飛躍=現実離れしとる=無理がある感を覚えますが、そこに嫌いを抱かなければ実にいい作品ですよ。その所感は20年ぶりぐらいに観た今日にあっても変わる事はありませんでした。
機会あれば是非ご覧あれ。
旧き高度成長期の日本の風景をみることができる、それだけでも一見の価値はあると思いますね。
ただやはり、個人的には「ロシアより愛をこめて」の方に軍配をあげるかな。
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