2009年05月24日

坪倉唯子「Loneliness」

俺が好きな女性シンガーの声質や歌心というのは、過去の「この曲を~」でもちらと触れた、小比類巻かほるからも伺えるかと思うが、「ソウルフルで太くて広がりのある声質」というのが真っ先にくる。

勿論そこに縛られているわけではなく、例えば中島みゆきとかDo As Infinityの伴都美子のように、歌声の個性が好みなシンガーもいるわけだが、総じてみても女性シンガーの場合、「割と低いキーのシンガー」が俺の趣向としては好みな傾向にあるように思う。

それをふまえて今日の「この曲を~」では、この人をとりあげたい。

坪倉唯子。
ポプコン関西大会を契機にプロになった、大阪出身のシンガー。ご存知の方おられるかな…

一般的に良く知られるところとすれば、「おどるポンポコリン」で近藤房之助とともにうたってた女性シンガーが彼女である。近年のところでは、TVアニメ『SAMURAI DEEPER KYO』のテーマソング「青のレクイエム」を歌ってるのも彼女。

遂にはレコ大までとったお化けユニットポンポコリン、もといB.B.QUEENSではかなりファニーな歌声を披露してた坪倉さんだが、本職(本来の持ち味)はあれとは全然違うのだ。もうね、最高にソウルフル&キュートな歌声の持ち主。

さほど音楽聴いてきている遍歴もない俺なんかが言うのはおこがましいけど、坪倉さんはね、これまで耳にしてきた日本の女性シンガーの中で、個人的には最も好きなシンガーなの。TUBEの"Beach Time"アルバムで彼女を初めて知ってもう21年になるけど、彼女の歌声には今でも、ンモー無条件にメロメロなのら。

渚のオールスターズで聴ける"Moonlight Rhapsody"なんかもう…無条件完全降服決定ですよマジで。まさに…惚れてまうやろ~~です!

こういう声がね、自分のソロワークのコーラスとかにもどれだけ欲しいと思ってきたことか…

そんな坪倉さん、80年代~90年代あたりが特にであったが、コーラスワークの第一人者である。多くのアルバムにクレジットされています。中島みゆきとか、そうそうたるアーティストの音盤でLIVEで、彼女のコーラスを聴くことができます。現在も福山雅治などでサポートコーラスやっているよ。

その坪倉さんがソロデビューしたのは1985年。エッセイスト泉麻人作詞の"Cry For The Moon"で。そしてその翌年に1st Album"Always In Love"を発表。今日紹介する"LONELINESS"はそのアルバムの8曲目に収録されている。

このアルバムでは2曲で後藤次利が携わっています。その中でもこの曲では、ベースプレイヤー後藤さんの本領発揮な素晴らしいベースが聴けるのであります。ちなみにドラムは青山純。

"LONELINESS"はキャッチーな楽曲の構成美、メロディ、アレンジ、バック支える演奏、そして何より坪倉さんのコーラス&Vocalが素晴らしい出来映えで、俺はすごく気に入っています。

このアルバムは18の時、大学進学で大阪に出てきて初めて買ったアルバムでした。ベースに感動して、すり切れるほどにコピーしたなぁ、中でもこの曲はGOOD



Posted by Kei-T at 02:33│Comments(0)
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