2018年12月08日

FG-251B ようやく大改良へ

2010年に入手した、1978年製のYAMAHA FG-251B。

こいつ、気がつけばホント長い期間、俺の手元にあります。昨日でまる8年。今日から9年目。

このblogを昔からご覧になられている方はご存知の通り、この期間中、失業に伴う生活苦とか音楽に対する絶望とかいろんな苦労が自分にはあって、その激動により殆どの楽器を手放したりもしたんですが、そんな中こいつは手放すことなく生き延びてきました。そして気がつけば、音楽再開後からは唯一のアコースティックギターとして、レコーディングや作曲で活躍してきて、今日現在に至っています。

今夏、ようやく2本目のアコースティックギター(K.Yairi RAY-601)を購入し、長らく続いたアコースティックギター1本体制から脱却しました。と同時に、メインギターがYairiに移行し、このFGは退役したんですよね。

しかし、退役したといってもそれはイコール手放すことを意味するのとは異なり、コイツはまだ俺の手元にありまして、普段気軽に手に取るギターとして活躍してくれています。

が、気軽に普段弾き用にしても、改善したい点は(ふるいギターゆえ)沢山あり…

そのうちのひとつ、「ペグを扱いやすいものに交換」は、夏に実行しました…初めてのDIYにて 汗

俺は不器用極まりない人なので、自分でギター調整やらリペアやらしてロクなことになったことがない。ゆえにリペア工房に出してやるつもりでいたんですが、Webをググってみたら、同じYAMAHAのFGでペグ交換をしたユーザー様のレポートがいくつか引っかかったんですよ。で、そこに書いてある方法を見ると「自分でもなんとかいけるんじゃないか?」という気になり…

なんとかなっちゃいました 笑
オリジナルのYAMAHAペグをGOTOHのヤツに、ギター壊すことなく 笑、全交換成功!

…が!
冬場、何気にコイツのヘッド裏を見ていると、気になる箇所がひとつ…

それは2弦のペグをとめているネジ。
ペグ全交換に際して、ネジ穴は再度開け直した方が良い感じだったんで、交換した時に一旦爪楊枝と木工ボンドで埋めたんですが、唯一この2弦のペグだけは「開け直さなくても今まで通りの位置にペグ固定できる」だったんです。で、ここのみ埋めず、元のペグのネジ穴に新ペグのネジをねじ込んで固定したの。

ところが、よくよく見ると、このネジが「ナナメに留まっている」状態だったのよ。

音響的に大差は殆どないんだろうけど、厳密に言えばネジ頭とペグの設置面積は当然小さいわけで、まずそれが気になったということ。それより何より美観的に気持ちが良くないなぁ…と…

FG-251B ようやく大改良へ
で、改めてネジ穴を開け直すことにしました。爪楊枝作戦再発動です 笑

で、これをやるなら、この機会に「2010年当時から考えていた、大リペア&大改造→使えるギターにする」作戦も実行しちゃおうかと。

思い立ったが早い。
いつもお世話になっているリペア工房に早速連絡を取って、見積もり概算を出してもらいました。と同時に今回のリペアで最も大きな変更点を担うパーツを別ルートからお取り寄せ!

FG-251B ようやく大改良へ
そのパーツとは、ピックアップ!
FISHMANのパッシブPiezo、AG-094!

コイツが届いたタイミングで2弦ペグを取り付け直し(今度はバッチリ!)、梱包したのち本日無事にリペア工房へ発送完了致しました!

購入当初から考えていた大改良=8年越しでようやく実現へ

順当に行けば年始に仕上がる予定…楽しみです!

<リペア等、今回の依頼メニュー>
・ブリッジサドル&ナット刷新
・弦高調整(下げる)
・ピックアップ取付
・ブリッジピン全刷新
・楽器全体のセットアップ調整


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