2018年06月18日
ドキドキの初☆楽器DIY!
アコースティックギター。
今まで、Gibson DOVEを筆頭にA.YairiやらOvationやらTakamineやら、いろいろ所持してきましたが…
いろんな人生の変遷あって(謎)、現在はYAMAHA FG-251B一本のみ。しかもコイツはヤフオクで8000円少々という安価にて入手したもので、これまでの所持ギターを考えると額的には最下位 笑。
だけどね、侮るなかれ赤ラベル。
8000円少々で買うには申し訳ないぐらいにこの個体は素晴らしい音を出してくれたんです。そんなこんなで、気がつけばレコーディングのような「ギター本体の鳴りやら品質やらが重要となる局面」でも、このFGを使っている俺がいました 笑
1978年製のこのギター。
経年的にはネオVintageの域にきているのかな、今年で40歳だから。
ただその年数経って歪んできている諸々ってのを、時にただしたくなるわけよ。このギター、思い入れもあるし鳴るし、なので、尚のこと。
つまりは、使い勝手が悪い箇所があるんですよね。
ぶっちゃけ言うと、まず弦高。
とにかく高い。
けどこれはサドル調整やらネック等のセットアップが絡むから、リペア工房に送った時じゃないと弦高調整するのはためらわれる。
そしてもう一点が、ペグ。

このFGにはオリジナルパーツの、ヤマハ純正ペグがそのままついているわけですが、これが非常に使い勝手が悪い。トルク(回し心地)も悪いし、何より…

弦巻ポストにご注目。巻ける範囲がとにかく少ないんです、この純正のは。これが何よりも気持ち悪くて…
俺は、楽器に対する「ヴィンテージとかロマンとかのこだわり」があまりないんです。つまりオリジナルパーツじゃなきゃダメ!的な考えは全くなく、使い勝手が良かったり、ピッチが正確に保てたりするならば、現代のパーツに交換することに何の躊躇もない。よって、このFGのペグ、交換しようと思いついたのであった!
そうと決まれば早速調べる。
近年はいいですね。「FG ペグ 交換」と検索ワード打ち込んでググれば、たくさんのユーザーさんのblogがヒットする。
そこでいろいろ情報収集していくと、「これ自分でもできるんじゃね?」と思える雰囲気…
よし!やってみるか!
楽器をいじればかなりの率で壊したり立ち往生しちまう、不器用極まりない俺だけど 汗
そんなわけで、まずはペグを取り寄せました。

このGOTOHのペグだと、無加工でFGの元ペグと取付・取替できる模様!

早速、元ペグを取りはずしにかかります。これ、グローヴァータイプと思いきや、何と外面はカバーだったのね 汗

そんなこんなで全部取っ払いました。
ただし、ここからが大変らしい…ブッシュを抜かないといけないんだけど、これが硬くてなかなか抜けないシロモノらしい。力加減を考えながらやるしかないが、ヘッド角がついているため叩く力が(悪い意味で)ツボにハマったら、最悪折るかもしれん…的な…

もーね、ビビリながら、抜きました。
このように、六角レンチをブッシュにあてがい、ハンマーでコンコンと少しずつ叩くのが最も力が伝わりやすく抜けやすい方法のようです。

ユーザー様のblogでは「ネジ穴を開け直さなくても取付可能」と書いてあったんですが、一応確認がてら新ペグをはめてみると…悲しいことに俺のFGは2弦以外全部がネジ穴流用ができんかった 泣

そこで、元のネジ穴を一度埋めます。木工ボンドと爪楊枝を使用。この状態で一日放置し、完全に固着したら彫刻刀で出た部分をそぎ落としていく。

そぎ落とすと、こんな感じになります。

40歳ぐらいのペグを最近のペグにかえる、ということは、軽量化も期待できる。そこで早速ペグ一個の質量をはかってみた。これが元ペグ。ネジ込み40g。

新ペグは、ビス1本で留めるタイプ。39g。6個交換でトータルでは6gの減量。あんまり大したことないな 苦笑

とりあえず6個、新ペグに刷新完了!
シロウトDIYのつらいところで、ペグを綺麗なシンメトリーに並べ留めることはできなかった。微妙なズレが生じている。こういうのをプロに頼むと、ホント、シャキーン!と気持ち良い見栄えにしてくれるんだろうけどねぇ…

最後に弦を張って、完成です。
楽器を自分でいじってロクなことになったことがないから、この種の作業を自分でするのは気がすすまなかったんだけど、とりあえず無事に仕上がりホッとしています。
年末ぐらいには他の、俺じゃどうにもならん改良点を、リペア工房にお願いしてやってもらうとしましょうかね☆
今まで、Gibson DOVEを筆頭にA.YairiやらOvationやらTakamineやら、いろいろ所持してきましたが…
いろんな人生の変遷あって(謎)、現在はYAMAHA FG-251B一本のみ。しかもコイツはヤフオクで8000円少々という安価にて入手したもので、これまでの所持ギターを考えると額的には最下位 笑。
だけどね、侮るなかれ赤ラベル。
8000円少々で買うには申し訳ないぐらいにこの個体は素晴らしい音を出してくれたんです。そんなこんなで、気がつけばレコーディングのような「ギター本体の鳴りやら品質やらが重要となる局面」でも、このFGを使っている俺がいました 笑
1978年製のこのギター。
経年的にはネオVintageの域にきているのかな、今年で40歳だから。
ただその年数経って歪んできている諸々ってのを、時にただしたくなるわけよ。このギター、思い入れもあるし鳴るし、なので、尚のこと。
つまりは、使い勝手が悪い箇所があるんですよね。
ぶっちゃけ言うと、まず弦高。
とにかく高い。
けどこれはサドル調整やらネック等のセットアップが絡むから、リペア工房に送った時じゃないと弦高調整するのはためらわれる。
そしてもう一点が、ペグ。

このFGにはオリジナルパーツの、ヤマハ純正ペグがそのままついているわけですが、これが非常に使い勝手が悪い。トルク(回し心地)も悪いし、何より…

弦巻ポストにご注目。巻ける範囲がとにかく少ないんです、この純正のは。これが何よりも気持ち悪くて…
俺は、楽器に対する「ヴィンテージとかロマンとかのこだわり」があまりないんです。つまりオリジナルパーツじゃなきゃダメ!的な考えは全くなく、使い勝手が良かったり、ピッチが正確に保てたりするならば、現代のパーツに交換することに何の躊躇もない。よって、このFGのペグ、交換しようと思いついたのであった!
そうと決まれば早速調べる。
近年はいいですね。「FG ペグ 交換」と検索ワード打ち込んでググれば、たくさんのユーザーさんのblogがヒットする。
そこでいろいろ情報収集していくと、「これ自分でもできるんじゃね?」と思える雰囲気…
よし!やってみるか!
楽器をいじればかなりの率で壊したり立ち往生しちまう、不器用極まりない俺だけど 汗
そんなわけで、まずはペグを取り寄せました。

このGOTOHのペグだと、無加工でFGの元ペグと取付・取替できる模様!

早速、元ペグを取りはずしにかかります。これ、グローヴァータイプと思いきや、何と外面はカバーだったのね 汗

そんなこんなで全部取っ払いました。
ただし、ここからが大変らしい…ブッシュを抜かないといけないんだけど、これが硬くてなかなか抜けないシロモノらしい。力加減を考えながらやるしかないが、ヘッド角がついているため叩く力が(悪い意味で)ツボにハマったら、最悪折るかもしれん…的な…

もーね、ビビリながら、抜きました。
このように、六角レンチをブッシュにあてがい、ハンマーでコンコンと少しずつ叩くのが最も力が伝わりやすく抜けやすい方法のようです。

ユーザー様のblogでは「ネジ穴を開け直さなくても取付可能」と書いてあったんですが、一応確認がてら新ペグをはめてみると…悲しいことに俺のFGは2弦以外全部がネジ穴流用ができんかった 泣

そこで、元のネジ穴を一度埋めます。木工ボンドと爪楊枝を使用。この状態で一日放置し、完全に固着したら彫刻刀で出た部分をそぎ落としていく。

そぎ落とすと、こんな感じになります。

40歳ぐらいのペグを最近のペグにかえる、ということは、軽量化も期待できる。そこで早速ペグ一個の質量をはかってみた。これが元ペグ。ネジ込み40g。

新ペグは、ビス1本で留めるタイプ。39g。6個交換でトータルでは6gの減量。あんまり大したことないな 苦笑

とりあえず6個、新ペグに刷新完了!
シロウトDIYのつらいところで、ペグを綺麗なシンメトリーに並べ留めることはできなかった。微妙なズレが生じている。こういうのをプロに頼むと、ホント、シャキーン!と気持ち良い見栄えにしてくれるんだろうけどねぇ…

最後に弦を張って、完成です。
楽器を自分でいじってロクなことになったことがないから、この種の作業を自分でするのは気がすすまなかったんだけど、とりあえず無事に仕上がりホッとしています。
年末ぐらいには他の、俺じゃどうにもならん改良点を、リペア工房にお願いしてやってもらうとしましょうかね☆