2007年12月21日
大阪芸術大学芸術学部音楽学科音楽工学コース
…俺の出身大学=最終学歴です。
しかしながら、現在はこの音楽工学コースもコース再編のあおりというか、時代の流れと言うか…既に現在では消滅してしまいました。
俺は、デイヴィッド・カヴァデールの「過去は覚えていたいが、過去には生きたくない」とか、織田哲郎の「振り返るのは、死ぬときでだけでいいっての」っていう名言にまったくもって同調しとります。つまりは過去は振り返らず、前だけ向いて歩いていく生きざまが身上なわけですが、そんな中であえて「必ず過去に戻らねばならない状況下で過去に戻れるならどの時代を選ぶか?」と問われたら、何の躊躇もなく、この、大学時代を選びます。
…と書けば、「いい時代だったんだね」とか思う方が大半だろう。
逆だよ、逆。
だからこそ、今一度…っていう感じなんだよ。
人生経験、特に対人関係を築くことがまったくもってダメだった俺。大学では自分の持ってる「地」を当然ながら出し切れなかったことが災いし、孤立…すべては俺のマイナス思考がイカンわけだが、とりわけ俺の大学にあって学生生活を謳歌しようと思うなら、生来のマイナス思考は致命傷であった。その意味は大芸出身者なら何となくわかるんじゃないかと思う…
毎日無味乾燥な、ひとりぼっちのキャンパスライフ…人と俺との心が行き交うことのない毎日…そのことが心身を蝕んでいって…後半2年間など特にだが、ボロボロの状態に陥っていたんです。今思えばよく卒業できたな、と…
そんな大学時代を言葉で端的にあらわすなら、まさに「光と闇」
希望した進路にすすめたよろこびと、その先に待ってた現実の壁…
高校まで順風満帆にきてた俺にとっては人生初の挫折となったのが、この4年間だった。親のスネかじって学ばせてもらったのに、何一つ報いることができなかった…そこに心身の病まで加わって…
大学卒業後、心身の状態が激烈に悪化して結局実家のある街に戻らざるを得なくなったんですが…そらもう心中、悲惨だった。俺は他人じゃなく、「自分に負け倒して」戻ってきた敗者なわけだから…
だからこそ、もう一度やり直せるなら、やっぱ大学時代なんですよ。
苦しい時代だったからこそ、もう一度花を咲かせて相殺したい…って感じ…
けどまぁ、先述のとおり過去への執着は持たない主義なので、「どうしても選ぶなら…」っていうなら…っての前提での話ですけどね。今の俺にはその頃のことよりも、今現在をどう生き抜くかっていうことの方が遥かに大事。
ちなみにそんな思想ゆえ、同窓会などの類いは大嫌いなの。出たためしがありませんな。
現在34の俺だけど、そんな今の俺が大学進学した方が、当時の俺より間違いなくうまくやれてるであろうことは容易に想像がつく。そらまぁ卒業した22から12年も経てば、その間いろいろな人生経験を積むこととなるわけだから当然ちゃあ当然だが、それぐらい当時18~22の俺は消極的で、かつ精神的に「老け込んでいた」というのが、当時の俺の、まぎれもなく悲しき真実…
人生はやり直しがきかない。
そして人生とは長さではなく深さなのだ。
「自分から」がない限り、未来は決して訪れない。
今こうして振り返るに、「勇気」を出して一歩踏み出すことの大切さを痛烈に感じますね。自分のまわりを明るくするも暗くするも、結局のところは自分次第なんだ、ってことを強く学べた場でもあります。残念ながらそれに気付いたのは、卒業して随分経ってからでしたが…
まぁ、それもまた、人生かな。
あの時代があっての現在と言えるように、自分をもっと磨かなくちゃね。
しかしながら、現在はこの音楽工学コースもコース再編のあおりというか、時代の流れと言うか…既に現在では消滅してしまいました。
俺は、デイヴィッド・カヴァデールの「過去は覚えていたいが、過去には生きたくない」とか、織田哲郎の「振り返るのは、死ぬときでだけでいいっての」っていう名言にまったくもって同調しとります。つまりは過去は振り返らず、前だけ向いて歩いていく生きざまが身上なわけですが、そんな中であえて「必ず過去に戻らねばならない状況下で過去に戻れるならどの時代を選ぶか?」と問われたら、何の躊躇もなく、この、大学時代を選びます。
…と書けば、「いい時代だったんだね」とか思う方が大半だろう。
逆だよ、逆。
だからこそ、今一度…っていう感じなんだよ。
人生経験、特に対人関係を築くことがまったくもってダメだった俺。大学では自分の持ってる「地」を当然ながら出し切れなかったことが災いし、孤立…すべては俺のマイナス思考がイカンわけだが、とりわけ俺の大学にあって学生生活を謳歌しようと思うなら、生来のマイナス思考は致命傷であった。その意味は大芸出身者なら何となくわかるんじゃないかと思う…
毎日無味乾燥な、ひとりぼっちのキャンパスライフ…人と俺との心が行き交うことのない毎日…そのことが心身を蝕んでいって…後半2年間など特にだが、ボロボロの状態に陥っていたんです。今思えばよく卒業できたな、と…
そんな大学時代を言葉で端的にあらわすなら、まさに「光と闇」
希望した進路にすすめたよろこびと、その先に待ってた現実の壁…
高校まで順風満帆にきてた俺にとっては人生初の挫折となったのが、この4年間だった。親のスネかじって学ばせてもらったのに、何一つ報いることができなかった…そこに心身の病まで加わって…
大学卒業後、心身の状態が激烈に悪化して結局実家のある街に戻らざるを得なくなったんですが…そらもう心中、悲惨だった。俺は他人じゃなく、「自分に負け倒して」戻ってきた敗者なわけだから…
だからこそ、もう一度やり直せるなら、やっぱ大学時代なんですよ。
苦しい時代だったからこそ、もう一度花を咲かせて相殺したい…って感じ…
けどまぁ、先述のとおり過去への執着は持たない主義なので、「どうしても選ぶなら…」っていうなら…っての前提での話ですけどね。今の俺にはその頃のことよりも、今現在をどう生き抜くかっていうことの方が遥かに大事。
ちなみにそんな思想ゆえ、同窓会などの類いは大嫌いなの。出たためしがありませんな。
現在34の俺だけど、そんな今の俺が大学進学した方が、当時の俺より間違いなくうまくやれてるであろうことは容易に想像がつく。そらまぁ卒業した22から12年も経てば、その間いろいろな人生経験を積むこととなるわけだから当然ちゃあ当然だが、それぐらい当時18~22の俺は消極的で、かつ精神的に「老け込んでいた」というのが、当時の俺の、まぎれもなく悲しき真実…
人生はやり直しがきかない。
そして人生とは長さではなく深さなのだ。
「自分から」がない限り、未来は決して訪れない。
今こうして振り返るに、「勇気」を出して一歩踏み出すことの大切さを痛烈に感じますね。自分のまわりを明るくするも暗くするも、結局のところは自分次第なんだ、ってことを強く学べた場でもあります。残念ながらそれに気付いたのは、卒業して随分経ってからでしたが…
まぁ、それもまた、人生かな。
あの時代があっての現在と言えるように、自分をもっと磨かなくちゃね。
Posted by Kei-T at 00:00│Comments(0)
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