2011年02月06日
夢破れた跡
以前の日記でも綴ったけど…
ヤフオクに出てたYAMAHA RGZ-1M(アームなし)を競り落とせる、という目論み確信が高かったため、見切り発車で取り寄せたのが、これに対応している、アームバー。
YAMAHAは既にこの、フロイドローズタイプのユニット、Rockin' Magic Proシリーズからは手を引いており=製造中止=パーツもこのアーム、しかも極僅かしか在庫なし、という状況。
フロイドローズのユニットの多くは、アームバーをネジ山でねじ込んでセットする形態かと思いますが、このYAMAHAのは、アームバーの根元に凹みラインが掘ってあり、差し込み押し込むことで「カチッ」とはまる、プッシュ形態。
いずれにせよオリジナルの機構ゆえ、他のフロイドとかのアームでの代用が不可能です。したがってこの、アームバー在庫が無くなったら…ぢ・えんど
。ついでにいうならユニットが壊れても、(ユニットに関しては)在庫ないから、ぢ・えんど。そうなっちまったらジャンクギターから引っ張ってくるしか生かせる術なし。
そうなりゃ市販されてるフロイドブリッジに乗せ変えれば、と思われるでしょうが、このYAMAHAのRM PROは特殊な寸法取りをしている模様で、乗せかえとなると大仕事になるらしいんです。ザグリとか諸々で。
ブランドオリジナルのユニットの最大の弱点ですよね。YAMAHAはオリジナルの機構やサイズに長い事拘っとりました。たとえばベースのPUにしても、リプレイスメントにザグリや穴埋めを要するようなサイズを持った、オリジナルPUを採用してたり、とかで…
YAMAHAベース、過去にBX、RBX、LB、BB(ネイザン・イーストモデル)と所持してきてますが、そのどれもが寸法が難が有り…特にRBX850Rは音的に好かんかったため、ソッコー別のPUにのせかえたいと思ったんだが…サイズ上の問題でそれもままならず…
RBXにしろLBにしろBXにしろ、ルックス的にはものすごくクールなヤツらだった。けどPUを乗せ変えられない(乗せ変えさせない?)YAMAHAのオリジナルパーツに泣かされて…ハイ、泣く泣く手放しちゃったお
。BBだけは吊るしのままでノー問題のクォリティだったですが、それでもこの、自由がきかない設計思想は好きになれんですねぇ…
だって。
このRM PROみたいに、製造中止撤退となったら、その後の面倒どうするのよ?
ぶっちゃけ言って、無責任だろ。
RGZ以外にもPacificaとか、アーティストモデルのKK-1(北島健二モデル)、HR-Custom(山本恭司モデル)、IN-2(野呂一生モデル)、SG高中正義モデルなどにも採用されとるRM-PROシリーズ。これがまた、品質的にも非常に良いギターに採用されとるわけですよ。
ぶっ壊れたらどーするよ、って話です。
素晴らしいギターなのに、それだけが原因でお役御免よポイなんて、悲惨もえぇとこじゃないっすか。
メイカーさんはこの辺のアフターのことも見据えて、例えばパーツにしてもリプレイス可能なようにサイズ取りをしたりとか、してほしいもんですよね。昔のVHS vs ベータ戦争(ビデオ)を彷彿とさせよりますねっ
…長い前置きになりましたが。
随分前には届いていたその、在庫極僅かのRM-Pro用のアームバーを今日、やっと受取りに行ってきたよ。

落札狙ってたRGZ-1Mのパーツは黒色だったんですが、上記の理由から既に黒色アームバーは在庫が無く、在庫有ったのがこの金色ののみ。
俺の読みがしっかりしとれば、RGZも落札できてこれを付けて…だったんでしょうが…
頼みのギターは落札できず。
アームだけ手元にあってもどーしようもなー
まさに、夢破れた跡って感じだね。
現在入札しとるギターもRM-PROが搭載されとるんですが、こちらの商品はアームバーがついとります。
つまり。
それが落札できたら、このアームバー、用なしという事態に
ちなみに定価2800円。
ヤフオクに出すべきか、次の出会いに備えてとっておくべきか、ちょっとばかり思案中
ホント、YAMAHAは罪な事をしてくれたもんです。
ヤフオクに出てたYAMAHA RGZ-1M(アームなし)を競り落とせる、という目論み確信が高かったため、見切り発車で取り寄せたのが、これに対応している、アームバー。
YAMAHAは既にこの、フロイドローズタイプのユニット、Rockin' Magic Proシリーズからは手を引いており=製造中止=パーツもこのアーム、しかも極僅かしか在庫なし、という状況。
フロイドローズのユニットの多くは、アームバーをネジ山でねじ込んでセットする形態かと思いますが、このYAMAHAのは、アームバーの根元に凹みラインが掘ってあり、差し込み押し込むことで「カチッ」とはまる、プッシュ形態。
いずれにせよオリジナルの機構ゆえ、他のフロイドとかのアームでの代用が不可能です。したがってこの、アームバー在庫が無くなったら…ぢ・えんど

そうなりゃ市販されてるフロイドブリッジに乗せ変えれば、と思われるでしょうが、このYAMAHAのRM PROは特殊な寸法取りをしている模様で、乗せかえとなると大仕事になるらしいんです。ザグリとか諸々で。
ブランドオリジナルのユニットの最大の弱点ですよね。YAMAHAはオリジナルの機構やサイズに長い事拘っとりました。たとえばベースのPUにしても、リプレイスメントにザグリや穴埋めを要するようなサイズを持った、オリジナルPUを採用してたり、とかで…
YAMAHAベース、過去にBX、RBX、LB、BB(ネイザン・イーストモデル)と所持してきてますが、そのどれもが寸法が難が有り…特にRBX850Rは音的に好かんかったため、ソッコー別のPUにのせかえたいと思ったんだが…サイズ上の問題でそれもままならず…
RBXにしろLBにしろBXにしろ、ルックス的にはものすごくクールなヤツらだった。けどPUを乗せ変えられない(乗せ変えさせない?)YAMAHAのオリジナルパーツに泣かされて…ハイ、泣く泣く手放しちゃったお

だって。
このRM PROみたいに、製造中止撤退となったら、その後の面倒どうするのよ?
ぶっちゃけ言って、無責任だろ。
RGZ以外にもPacificaとか、アーティストモデルのKK-1(北島健二モデル)、HR-Custom(山本恭司モデル)、IN-2(野呂一生モデル)、SG高中正義モデルなどにも採用されとるRM-PROシリーズ。これがまた、品質的にも非常に良いギターに採用されとるわけですよ。
ぶっ壊れたらどーするよ、って話です。
素晴らしいギターなのに、それだけが原因でお役御免よポイなんて、悲惨もえぇとこじゃないっすか。
メイカーさんはこの辺のアフターのことも見据えて、例えばパーツにしてもリプレイス可能なようにサイズ取りをしたりとか、してほしいもんですよね。昔のVHS vs ベータ戦争(ビデオ)を彷彿とさせよりますねっ

…長い前置きになりましたが。
随分前には届いていたその、在庫極僅かのRM-Pro用のアームバーを今日、やっと受取りに行ってきたよ。

落札狙ってたRGZ-1Mのパーツは黒色だったんですが、上記の理由から既に黒色アームバーは在庫が無く、在庫有ったのがこの金色ののみ。
俺の読みがしっかりしとれば、RGZも落札できてこれを付けて…だったんでしょうが…
頼みのギターは落札できず。
アームだけ手元にあってもどーしようもなー
まさに、夢破れた跡って感じだね。
現在入札しとるギターもRM-PROが搭載されとるんですが、こちらの商品はアームバーがついとります。
つまり。
それが落札できたら、このアームバー、用なしという事態に

ちなみに定価2800円。
ヤフオクに出すべきか、次の出会いに備えてとっておくべきか、ちょっとばかり思案中

ホント、YAMAHAは罪な事をしてくれたもんです。
Posted by Kei-T at 19:38│Comments(2)
│音楽人の徒然
この記事へのコメント
いゃ〜何ともまぁ〜切ない話しですね…
自分もその昔ヤマハの独創にヤラれた事がありますよ(笑)
ストンプ系をヤマハとその他メーカーを組み合わせてボードに乗っけようと思ったら電源が合わなかったんですよ…プラマイも逆だったような…パワーサプライで供給してるのにヤマハの一個為に別途アダプターを用意するハメに…しかもボードに乗っからない始末…
あれからアンチヤマハになりました(笑)
独創性を代償に互換性は差し置いてもアフターケアは絶対必要ですね。御愁傷様です。
自分もその昔ヤマハの独創にヤラれた事がありますよ(笑)
ストンプ系をヤマハとその他メーカーを組み合わせてボードに乗っけようと思ったら電源が合わなかったんですよ…プラマイも逆だったような…パワーサプライで供給してるのにヤマハの一個為に別途アダプターを用意するハメに…しかもボードに乗っからない始末…
あれからアンチヤマハになりました(笑)
独創性を代償に互換性は差し置いてもアフターケアは絶対必要ですね。御愁傷様です。
Posted by Katzmi at 2011年02月06日 21:09
Katzmiさんへ
YAMAHA以外にも、この種のトラブルはよく聞きますねぇ。
私鍵盤もやる人なんですが、フットスイッチの極性も、メイカーによって異なっとったりするらしいんです。
トレモロで言えばスタッドの幅とか、Katzmiさんの過去話にもあるよなDCの極性とか、この辺はマジで各社統一してやってほしいっすよね。メイカーさんも意地張らずにね。被害を被るのは我々ユーザーなんですから。
この辺の部分においては、やはりコンポーネント系ブランドは安心ですよね。パーツは基本調達で組みますからね。リプレイスメントも十分に効く。
大きなメイカーほど、こういった部分に落とし穴があるってことでしょうねぇ。自社オリジナルパーツを手がけて積極的に自社製品に採用していくというのは、ものづくりに拘っとるように一見見えて、実は「その後」を大切にしとらんということの裏返しのようにも感じます。この辺に大きな企業の無機質な色を垣間みるような感じがするのが、残念ですね。
しかしながら80年代〜90年代初頭にかけてのYAMAHAのGuitar&Bass、なかなか秀逸なんが多いから尚の事タチが悪い 笑
ちなみに入札かけてるギター、今のところまだ俺が最高額だから、尚の事タチが悪い 爆
YAMAHA以外にも、この種のトラブルはよく聞きますねぇ。
私鍵盤もやる人なんですが、フットスイッチの極性も、メイカーによって異なっとったりするらしいんです。
トレモロで言えばスタッドの幅とか、Katzmiさんの過去話にもあるよなDCの極性とか、この辺はマジで各社統一してやってほしいっすよね。メイカーさんも意地張らずにね。被害を被るのは我々ユーザーなんですから。
この辺の部分においては、やはりコンポーネント系ブランドは安心ですよね。パーツは基本調達で組みますからね。リプレイスメントも十分に効く。
大きなメイカーほど、こういった部分に落とし穴があるってことでしょうねぇ。自社オリジナルパーツを手がけて積極的に自社製品に採用していくというのは、ものづくりに拘っとるように一見見えて、実は「その後」を大切にしとらんということの裏返しのようにも感じます。この辺に大きな企業の無機質な色を垣間みるような感じがするのが、残念ですね。
しかしながら80年代〜90年代初頭にかけてのYAMAHAのGuitar&Bass、なかなか秀逸なんが多いから尚の事タチが悪い 笑
ちなみに入札かけてるギター、今のところまだ俺が最高額だから、尚の事タチが悪い 爆
Posted by Kei-T
at 2011年02月07日 16:58
