2011年04月12日

Standing Alone

2001年に自主制作でリリースした、俺の2nd Albumです。

全セクションの演奏からMIX、ジャケットアートワークまですべてを俺自身でプロデュースして、つくりあげた作品です。

先述の通り、超久々に新曲のプリプロに入るにあたり、自分人となりを再認識すべく、2001年に録ったこの、"Standing Alone"アルバムの楽曲を、ホント何年かぶりで全曲通して聴き返してみた…

何故だか知らぬが涙が出てきた。

Vocalなど相当に力業で荒削りでヘタクソだし、演奏もピッチとか甘い。MIXのバランスのとり方もうまくない(マスタリングエンジニアのおかげで大分マシにはなっているが)

だけど、ものすごく伝わるもんがあって…そして10年前の俺は、これほどの高いクォリティの楽曲描いてたんだと、今が今だけに、驚愕しましたね。

今聴いても「真夏のかげろう」や「どうして「好き」と言えないの?」、「CHANCE」「いつか、どこかで」そしてアルバムタイトル曲である"Standing Alone"などは、見劣りしない楽曲ですな。

実はこの中の数曲は、セルフカヴァーとして殆どのパートを再レコーディングしてあります。キーを落としている関係でギターが行き詰まり、そっから停滞、といった感じなんですが…いっそこれら楽曲の元キーに対する先入観のない、他者ギタリストに弾いてもらうのもありなんかもしれませんが、近場には、なかなか適った人材が…

それにしても、この当時の俺は、すごくヘタクソだったにもかかわらず、すごく想いは強かったんだな。だからこそウマい下手を超越して、今聞き返しても届くもんがあるんだろう。

音楽はハートで紡ぐものなんだなと痛感しました。

今の脆弱な俺にはまだ、ソロ復帰は無理だということも痛感しました。


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