2011年04月18日

出来心?魔が差した?

90年代前半の音楽シーンで大活躍したリズムマシンに、Roland R-8という機種があります。

Rolandは元々、リズムマシン音源の質の高さで著名でして、同時期リリースされてたYAMAHAのリズムマシン音源が「いかにも機械」といった感じの質感の乏しさだったの対し、結構使える音色が多かったんですね。プロの音盤などを聴いても、「あっこれR-8だな」と一発でわかるような楽曲も、沢山あります。

そのR-8の下位機種にあたるR-5というのを、俺は所持してまして、これはV-Drumsで叩くようになるまでの期間、ソロ楽曲で随分活躍してきました。

購入したのが、1991年。
既に20年経過しとるんですよね。

そんなR-5はユーザーの作ったリズムパターンや音色設定を記憶するのに、内蔵電池を使用しています。これまで一度もそれを交換せずにやってきてたんですが、さすがに20年モノとなるといつ逝っちまっても不思議に非ず…

ので、やっちゃいました。
出来心?魔が差した?

よせばいいのに、バラシを。

で、電池はメイン基盤に取付けられてた。
出来心?魔が差した?

この写真に見える灰色のサークルに電池は取付ける仕組みになっていて、使用電池はCR2032。早速購入し、付け替えました。

実はこのマシンには、所属バンドでの練習用に二曲、打ち込んでた楽曲が残ってたんですが、今の俺はこのバンドでは機能せん役立たず人間なんで、消しても何ら不都合ないでしょ、と。思い切って消しました。

それにしても20年も寿命が保ってたこと自体も、また液漏れ等もしてなかったのも、驚きですね。

しかし、付け替えてからあとが、やはりというか大変でした。そう、バラシの戻し、再組立が、です。

出来心?魔が差した?
悪戦苦闘して何とか、もとのカタチに戻せました。電源投じて正常に動作することも確認。

この音源は埋もれない存在感があるので、また今後も使っていくかもしれません。


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