2014年01月20日

FENCE OF DEFENSE TOUR 2014 "RING WORLD"@名古屋 ell.FITS ALL

昨年は4本にとどまった、プロアーティストのLIVE観賞…
今年は行ける機会を見つけて、できる限り足を運びたいなぁって思ってまして、まずはその第一弾として…

というわけで、そこで早速、1月18日…
FENCE OF DEFENSE TOUR 2014 RING WORLD@名古屋 ell.FITS ALL

17年ぶり!となる、FENCE OF DEFENSEのステージを、名古屋まで観に行ってきました!

これまでFODのLIVEは、92年のRIDE ON TOURを皮切りに私、合計4本観ています。で、最後に観たのが1997年7月だったか、"XXX"アルバムに伴うツアーでした。

それからかれこれ17年も、ご無沙汰だったんですよねぇ…

北島健二さんも山田わたるさんも西村麻聡さんも、僕が音楽をはじめた頃に多大な影響を受けた、所謂ルーツとして外すことのできない方々。にもかかわらず、LIVEでそのお姿そしてプレイを生聴きしたのは、本数的にはあまりないんだよね。

北島さんと山田さんは、その後2008年に「織田哲郎25周年ツアー」のサポメンとして(これも実に11年ぶりに聴く生演奏だったわけですが)観てまして、それ含めれば6年ぶり。が、西村さんに至ってはそのFOD最後にみたステージ以来、何故か一度もLIVEを拝見することなく時は流れ、今回FODとあわせての17年ぶりだったんです。

なもんで、今回のステージ観て、最もバリ進化してる!と感じたのは、西村さんでしたねぇ。97年までのFODではどちらかというとテクニカルな奏法を持ち込んでなかった西村さんという印象が、今回はバリバリに弾きまくってて、ホント驚きでありました。

北島さんの音運びとサウンド、山田さんのフィルインのいれ方、あぁこれこれ!馴染んできたあの感覚!的な不変さと同居する、西村さんの良い意味での「以前の西村さんの彩とは違うスタイル」=僕が知ってる彩りとは異なる、まさに今の等身大の感性をバンドに吹き込んでいたのは、すごく嬉しく感じましたねぇ。

この年代になるとどうしても落ち着いた方向性にいったり、過去曲をとりあつめた懐かし路線に行きがちに思うのですが、今回のFOD、先日出た新譜digitaglam 2にしろLIVEにしろ、デビュー27年目にもかかわらずまだまだ進化・深化していく可能性ってのに三者挑んでるんだなぁ、というのがヒシヒシと伝わってきましたね。

これあってこそ、FODは今でも現役性を失ってないんだねー、と改めて感じました。

確かに初期の頃のサウンド楽曲、俺は今でも大好きです。
あの頃、特に3rd Albumまでの頃の楽曲アレンジで構成されたLIVEをまた再び、聴きたい、という想いが、自分の中に少なからずあるのも認めます。

だけどそこに留まらず、というよりそれに一切なびかず、新たなる歩み世界を切りひらいていこうとする姿勢というのには、ホント見習うべきところがあります。

不変と革新と挑戦と柔軟。
今もなお変容を続けていっている現在のフェンスの方が、彼ららしいし本当にカッコイイわ、と、LIVE観て率直に思いました。

ノスタルジーな情感とは良い意味で無縁の、真に素晴らしい2時間でした!(^_^)v

そして会場では…FODを再び活動の場に戻した陰の立役者と言ってもいいだろう、敏腕マネージャー兼チームアクティブ社長の河原真澄氏の仕事ぶりも、随所随所でみることができたのが嬉しかった!←僕にとっては河原さんも「伝説の人」的位置づけなのよ

今回も慌ただしい旅程となった名古屋でしたが、非常に良い滞在になりました。

…私的にも「17年もの間」という長く離れてた点を、ようやく線で結べたわ。めでたしめでたしですね☆

しかしながらオールスタンディングが腰に響くトシに、おいらもなっちまったのね 汗


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