2014年10月05日

PONTA BOX〜16年越しの念願成就日〜

オリジナルメンバーで再結集された、PONTA BOXを、2014年10月4日@目黒ブルースアレイ(第一部)まで、観に行ってきました。
このLIVEは個人的にもどうしても見届けておかねばならなかったんです。その辺の経緯というか心境を織り交ぜて綴ってみましょう…

僕が前回訪ねた東京も、LIVE目的でした。
憧れのベースプレイヤーBARAさんこと榊原雄一氏の音楽活動30周年LIVE。場所は今回と同じ目黒ブルースアレイ。このLIVEが実に6年ぶりとなる東京行きのきっかけをくれました。

そして今回はそれ以来5ヶ月ぶりの東京…

以前の名古屋もだったが(あの時は18年ぶり→半年強ぶりだったっけ)、行く間隔が両極端です 爆

さて、そんな今回の東京は、「感謝」このひとことに尽きると思います。

僕自身吹奏楽を通じてしか知らなかった(と言うか聴かず嫌いだった)Jazzの世界への入り口を拓いてくれるきっかけとなったのが、PONTA BOXでした。今から16年前の1998年、モントルーでのLIVE盤を買って聴いて、そらもうとてつもない衝撃を受けて…

中でも水野正敏さんのベース。
今まで聴いたことのない世界がそこにはありました。
フレットレスから繰り出される縦横無尽かつ独創的なベースプレイに、真に衝撃を受け、そこから少しずつJazzを聴くようになり、自分もフレットレスベース弾くようになったんです(今は休止していますが…スンマセン 汗)

そんな、大影響を受けたPONTA BOX。
是が非でもLIVE観に行きたい!と思うも、初めて知った時には時既に遅し、その憧れの人、水野さんは既に脱退してたんです。

後任のバカボン鈴木さんのベースも、他のセッションで多数聴いてきてたし、好きだし巧いし、なベースでしたが、1stや2nd、そしてモントルーのLIVE盤で聴ける水野さんのプレイとはまた別の世界観がありましたからね。この時ばかりは本当に、リアルタイムで何故すぐ聴かなかったのか、と相当悔いたのを今でも覚えています。

けど世の中の流れというのは不思議な縁を手繰り寄せてくれるもので、翌年インターネットをはじめるようになって、そこが縁となり、水野さんとのネット上での交流が始まりました。当時はMailを送れば5分以内ぐらいに返信が来る、という爆速ぶりにも驚きましたが(笑)、俺みたいな一般のファンに対しても誠実に対応してくださるその人柄にも、ものすごく魅かれるものがありました。

僕に色々難しい時期があったりでWeb閉鎖してからしばらく連絡をとることがなかったんですが、そんな状況から救ってくれたの、何だったと思います?

そう、SNS、即ちTwitterやFacebookだったんです!
これらを僕もはじめたところから、接点が再び生まれました。

けどね、リアルでの水野さんのLIVEは、16年も観るチャンスがありながら、タイミング等々あわずで、今まで一度もなかったんですね…

それが今回、初めてリアルに変えられる機会が、しかも僕に多大な影響をもたらしてくれたオリジナルメンバーでのPONTA BOXで巡ってきました!

いろいろあってチケットとるのが遅くなったんだけど、それでも何とかゲットして、当日を迎えましたよ。

5月のBARAさんLIVE以来、2度目となる目黒ブルースアレイ来訪。
初めての時はチケット入手後予約の電話を入れたりとか、今までの場所にないシステムに戸惑い、また会場に辿り着くのにも若干道を迷い、そして入るのにも緊張したんだけど、やはり一度体験しているから、今回はスムーズに事が運びました。

そして…
会場に着いて開場をひとりで待ってたその時、まさにサプライズと言える瞬間が!

…ホント偶然に、会場出入り口から水野さんが出てこられたんです!
もうね、息が止まるぐらい吃驚したというのは、まさにこのこと。
当然目が合い、僕は名を名乗り、「おぉ!」ってなって握手もし…

まさか開演前に「16年にして初めてのリアルでの出会い」があるとは、思いもよりませんでした!もう緊張を通り越してましたですね。

以前から方々で独白しているように、僕は雲上人のアーティストご本人に自分から声をかけるのがものすごく苦手なんですが、この「開場前のサプライズ」があったおかげで、終演後は僕の方から感謝の気持ちを水野さんに伝えることができました。本当に良かった!

LIVE自体は「あのモントルーのLIVE盤の構成が今のメンバーで聴けたら感涙モノだろうなぁ」という淡い期待を抱いて行って、まさにそれを彷彿とさせるよな構成で、これはもう、本当に素晴らしかった!勤務シフトの関係上かなりタイトなスケジュールで(0泊2日)東京行かなくちゃだったんだけど、本当に、行って良かった、観ておかなきゃ後生後悔必至な、まさに歴史的瞬間に立ち会えた歓びでいっぱいだよ。

終演後水野さんにもお伝えしたけど、今この時代に当時のメンバーでリアルにあの当時衝撃を受けた数々の曲たちを聴けた、この事実に心から感謝、そんな気持ちで一杯です。この16年の間、僕は苦労事に苛まれてきた時期もあったけど、こういう瞬間を見届けられて、真に生きてて良かった、と思いましたよ。

願わくば、このラインナップが継続してくれて、今度は我が島根県にも来てくれたら嬉しいですね。確かPONTA BOX改では邑智でやってるし、ポンタさんも松岡直也グループで邑智でやってるから、可能性はゼロではない…と信じて…

そして私的には、またひとつ、憧れをリアルにできた一夜でした。
交わした握手の柔らかな感触は、忘れることはないでしょう!

やはりLIVEだよLIVE!
イヤホンマ☆

水野さん、遂に(!)お会いできて、本当に嬉しかったです!!
PONTA BOX〜16年越しの念願成就日〜


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