2020年08月14日
上越東北北陸信越旅2020夏〜2日目その3〜
(2日目その2からの続き)

今回は未踏の県をふたつ加えた旅プラン。
ひとつは新潟。そしてこれからもうひとつの地、山形県に向かいます。

新潟駅で驚いたのは、ここ、在来線特急と新幹線との乗り換えが、ホームでできるという造りになっていたことです。このようにホームに自動改札機がついていて、わざわざ階下に降りて乗り換え改札を通らなくても済むんです。これは非常に良いですね!
さて、今回の山形行きでは特急いなほをチョイス。そして「在来線特急で一番広いスペースを持つ」と言われているグリーン車一人がけを当然チョイス。これも今回の旅では楽しみだったことでした。

そんなわけで、いなほのグリーン車です。
いやはやビックリでしたわ。
この写真でもうかがえるように、この列車のグリーン車は前後にパーテーションが立てられていて、しかもそのパーテーションとシートのスペースというのがとにかく広い!完全な仕切りじゃないけど、実質コンパートメント的な感じなんです!パーテーションが立てられているということは、よくある「後ろの乗客に気を遣ってシートをリクライニングさせる必要」というのも全くない。本当にこれは素晴らしかった!
ただし。
一人がけの方をチョイスすると、ひとつ大きな欠点?もあります。

いなほは日本海側を沿って走るため、海側の眺望と山側の眺望があり、一人がけの席は上り下りとも「山側の眺望」になります。これはこれでいいっちゃぁいいんですが、何と言っても海側の眺望が絶景なため、景色を楽しみたい向きにはデメリットと言えるかも。一番良いのは2人がけ席をチョイスし、他者が隣席をリザーブしていない「ひとりで2人がけ」になるとラッキーなんですが、こればっかりは確証できませんもんね。他者との相席を覚悟で眺望をとるか、眺望を我慢してパーソナルスペースを確保する方をとるか…
んまぁいなほグリーン車にはグリーン車内パブリックスペースとして後部にサロンがあり、そこに行けば日本海側の眺望も十分堪能できるので、自分ならやはり一人がけ席の方をとるかなぁ。
なおこの写真は新発田近辺の車窓になります。さすが米どころ新潟と思わせるだけの広大な田んぼが新発田に限らず沢山広がっていました!
新潟から1時間40分ぐらいで、鶴岡に到着!

初来訪☆山形県!的な記念写真を鶴岡駅バックに早速自撮り!
何度も言うが、マスクは撮影時のみ一時的に外しています。それ以外では常時つけて行動してますよ!
鶴岡駅近くの「ルートイン鶴岡駅前」に着くと、結構な数の県外ナンバーのクルマそしてチェックイン待ちのお客さんがおられました。のちに触れますが、これってGoToトラベル前倒しの影響で急場で旅に出るのを決めた方も少なからずいるんだろうなぁと改めて感じましたねぇ…
ひと息ついた頃には随分陽も落ちてきていましたが、折角なんで鶴岡市街地を歩いてみることに。

自分が今回鶴岡市を訪ねてみようと思った動機が、レトロモダンな建造物が沢山ある街で見どころ満載だよなぁと感じたこと。それに限らず鶴岡市には観光資源となるような場所やら寺院神社やらも有名どころが沢山あります。中でも羽黒山・出羽三山神社などは超有名ですね。自分も今回出羽三山神社訪ねようかと考えていましたが、コロナ禍の影響で御朱印が書置オンリーだったり拝殿の茅葺屋根の大修繕中だったりで、タイミング的に今回はいいかな…と言う感じになりました。その分他の名所旧跡を回ることに時間を充てることにしました。
そんなこんなでメインストリートを歩いていると、早速!楽器屋が!
自分、今ではもう東京大阪に行った際でさえも楽器屋巡りは殆どしなくなったんですが、このようなローカルな地域の楽器屋にはいまだに惹かれるものがあります。というのは、今では売っていないような品番の楽器とか機材とかが置いてあったりしますからね。
ここも例外ではなかったようです。残念ながらお店は休業日だったんですが、ガラス越しに店内をのぞくと、YAMAHAパシフィカの12弦モデルとかが陳列されているではないか!!
そして極めつけは、道路沿いに面したところに陳列されていたこれ!

80年代に一世を風靡した、まさにあの頃のトレースエリオットが!
これにはビックリしましたわ!
しかしパネルの緑とか随分退色している感じも…
何年この場所で買い手があらわれるのを待っているんだろう…と思うと複雑な心境にも 苦笑
そんなこんなで結構な距離をこの日は歩きました。ゆえに沢山観たいと思っていたレトロモダンな建物の外観を見ることができました(残念ながら着いたのが夕方近くだったので、内部拝観時間は過ぎていました。内部を観るのも次回のお楽しみにしておこう)

鶴岡カトリック教会天主堂。
世界的にも珍しい「黒いマリア像」やステンドグラスとは異なった手法で造られた「窓絵」は、日本ではここでしか観られないそうです。

荘内公園にある、大宝館。
ここもまたいい感じの建築様式。
荘内公園に行った、ということは荘内神社にも当然行ったんですが、それについては3日目の旅日記で触れますね。

智道博物館。国重要文化財。
鶴岡市街地名所めぐりの中でも、ここが最もハイライトと思われます。見事な造形美とこの水色の彩色。ここは本当に息を呑むほどに美しかった!次こそは開館している時間帯に訪ねて館内に入ってみたいものです。
それにしても。
長野県松本市の開智学校にしろ、この鶴岡市の智道博物館にしろ、青森県弘前市の旧東奥義塾外人教師館にしろ、そして札幌の時計台にしろ、北に行くにしたがってレトロな洋館で有名どころなのが沢山建っていますよね。寺社めぐりが自分の旅のメインではありますが、それに匹敵するぐらい、このレトロモダンな洋館めぐりというのも、自分的には旅先を決める大きな動機付けになっているんです。

鶴岡駅構内には忠犬ハチ公像の由来も展示されています。
いろんな歴史がある街なんですね〜
(3日目その1に続く)

今回は未踏の県をふたつ加えた旅プラン。
ひとつは新潟。そしてこれからもうひとつの地、山形県に向かいます。

新潟駅で驚いたのは、ここ、在来線特急と新幹線との乗り換えが、ホームでできるという造りになっていたことです。このようにホームに自動改札機がついていて、わざわざ階下に降りて乗り換え改札を通らなくても済むんです。これは非常に良いですね!
さて、今回の山形行きでは特急いなほをチョイス。そして「在来線特急で一番広いスペースを持つ」と言われているグリーン車一人がけを当然チョイス。これも今回の旅では楽しみだったことでした。

そんなわけで、いなほのグリーン車です。
いやはやビックリでしたわ。
この写真でもうかがえるように、この列車のグリーン車は前後にパーテーションが立てられていて、しかもそのパーテーションとシートのスペースというのがとにかく広い!完全な仕切りじゃないけど、実質コンパートメント的な感じなんです!パーテーションが立てられているということは、よくある「後ろの乗客に気を遣ってシートをリクライニングさせる必要」というのも全くない。本当にこれは素晴らしかった!
ただし。
一人がけの方をチョイスすると、ひとつ大きな欠点?もあります。

いなほは日本海側を沿って走るため、海側の眺望と山側の眺望があり、一人がけの席は上り下りとも「山側の眺望」になります。これはこれでいいっちゃぁいいんですが、何と言っても海側の眺望が絶景なため、景色を楽しみたい向きにはデメリットと言えるかも。一番良いのは2人がけ席をチョイスし、他者が隣席をリザーブしていない「ひとりで2人がけ」になるとラッキーなんですが、こればっかりは確証できませんもんね。他者との相席を覚悟で眺望をとるか、眺望を我慢してパーソナルスペースを確保する方をとるか…
んまぁいなほグリーン車にはグリーン車内パブリックスペースとして後部にサロンがあり、そこに行けば日本海側の眺望も十分堪能できるので、自分ならやはり一人がけ席の方をとるかなぁ。
なおこの写真は新発田近辺の車窓になります。さすが米どころ新潟と思わせるだけの広大な田んぼが新発田に限らず沢山広がっていました!
新潟から1時間40分ぐらいで、鶴岡に到着!

初来訪☆山形県!的な記念写真を鶴岡駅バックに早速自撮り!
何度も言うが、マスクは撮影時のみ一時的に外しています。それ以外では常時つけて行動してますよ!
鶴岡駅近くの「ルートイン鶴岡駅前」に着くと、結構な数の県外ナンバーのクルマそしてチェックイン待ちのお客さんがおられました。のちに触れますが、これってGoToトラベル前倒しの影響で急場で旅に出るのを決めた方も少なからずいるんだろうなぁと改めて感じましたねぇ…
ひと息ついた頃には随分陽も落ちてきていましたが、折角なんで鶴岡市街地を歩いてみることに。

自分が今回鶴岡市を訪ねてみようと思った動機が、レトロモダンな建造物が沢山ある街で見どころ満載だよなぁと感じたこと。それに限らず鶴岡市には観光資源となるような場所やら寺院神社やらも有名どころが沢山あります。中でも羽黒山・出羽三山神社などは超有名ですね。自分も今回出羽三山神社訪ねようかと考えていましたが、コロナ禍の影響で御朱印が書置オンリーだったり拝殿の茅葺屋根の大修繕中だったりで、タイミング的に今回はいいかな…と言う感じになりました。その分他の名所旧跡を回ることに時間を充てることにしました。
そんなこんなでメインストリートを歩いていると、早速!楽器屋が!
自分、今ではもう東京大阪に行った際でさえも楽器屋巡りは殆どしなくなったんですが、このようなローカルな地域の楽器屋にはいまだに惹かれるものがあります。というのは、今では売っていないような品番の楽器とか機材とかが置いてあったりしますからね。
ここも例外ではなかったようです。残念ながらお店は休業日だったんですが、ガラス越しに店内をのぞくと、YAMAHAパシフィカの12弦モデルとかが陳列されているではないか!!
そして極めつけは、道路沿いに面したところに陳列されていたこれ!

80年代に一世を風靡した、まさにあの頃のトレースエリオットが!
これにはビックリしましたわ!
しかしパネルの緑とか随分退色している感じも…
何年この場所で買い手があらわれるのを待っているんだろう…と思うと複雑な心境にも 苦笑
そんなこんなで結構な距離をこの日は歩きました。ゆえに沢山観たいと思っていたレトロモダンな建物の外観を見ることができました(残念ながら着いたのが夕方近くだったので、内部拝観時間は過ぎていました。内部を観るのも次回のお楽しみにしておこう)

鶴岡カトリック教会天主堂。
世界的にも珍しい「黒いマリア像」やステンドグラスとは異なった手法で造られた「窓絵」は、日本ではここでしか観られないそうです。

荘内公園にある、大宝館。
ここもまたいい感じの建築様式。
荘内公園に行った、ということは荘内神社にも当然行ったんですが、それについては3日目の旅日記で触れますね。

智道博物館。国重要文化財。
鶴岡市街地名所めぐりの中でも、ここが最もハイライトと思われます。見事な造形美とこの水色の彩色。ここは本当に息を呑むほどに美しかった!次こそは開館している時間帯に訪ねて館内に入ってみたいものです。
それにしても。
長野県松本市の開智学校にしろ、この鶴岡市の智道博物館にしろ、青森県弘前市の旧東奥義塾外人教師館にしろ、そして札幌の時計台にしろ、北に行くにしたがってレトロな洋館で有名どころなのが沢山建っていますよね。寺社めぐりが自分の旅のメインではありますが、それに匹敵するぐらい、このレトロモダンな洋館めぐりというのも、自分的には旅先を決める大きな動機付けになっているんです。

鶴岡駅構内には忠犬ハチ公像の由来も展示されています。
いろんな歴史がある街なんですね〜
(3日目その1に続く)