2010年04月03日
水回り関連全交換!
今回、大阪遠征に出かけとる間に、最大級の大手術を施してもらいました。
そしてこれで、このクルマに必要だったゼロリセット計画すべてがとりあえず、完結。
最後に残した大仕事。
それは「水回り関連の総交換」
まずは取り外したパーツなどをご覧にいれましょうか
ハイ、まずはラジエータ
当然ながら製造以来一度も交換してなかった箇所。E36のラジエータはご覧いただければお分かりのとおり、リザーバタンクが一体型となってまして、しかもそのリザーバタンク等は熱の影響モロにうけるにも関わらず、樹脂製
樹脂は経年により状態が劣化していくもの…E36によくあるトラブル、それがこの、ラジエータのリザーバタンクが劣化で亀裂が入って破裂し冷却水噴出→オーバーヒート、っていうパターンであったり、ラジエータにホース繋ぐ箇所の根元がこれまた劣化でポッキリ折れたりとか…この辺の年代になってくるとこの二点が非常に多いんです。E36という型番のBMWは総じて水回りがウィークポイントに挙げられとるんですが、中でもラジエータの樹脂は熱の影響をモロに受けますからねぇ。
かなりのヤレ具合でしょう、これ。実はリザーバタンク、劣化に伴い内圧で変形や膨張もしてまして、これでよく保ってたなぁと、改めて思ったのでありました。オソロシヤですよ
そしてそれに付随して…

ラジエータ関連のホースも全交換。写真からでは劣化具合がよくわからんかもしれませんね。けどホースを止めるクランプの外した跡がずっとそのまま付いてたりしてて、劣化しとるのは明白。んまぁ12年間ずっとアツい冷却水が、このホースの中を通っとったわけですからねぇ。ちなみにホース裂傷もよくあるトラブル事例です。
そしてこの、定番パーツもご交換。

ウォーターポンプは冷却水をエンジンやラジエータに循環させる役割を担う、非常に重要なブツ。

そしてサーモスタットは冷却水の温度を調節してエンジンを適温に保つ役割を担う、これまた非常に重要なブツ。
実はですね、このサーモスタットにガタが出はじめてたのが、今回大手術敢行した最大の要因。オーバークールといって、サーモ不調が原因で生じる、エンジンが必要以上に冷える状態が出るようになったためなんです。しかも出るだけならいいんだが、クール状態からまた適温近くに戻り、しばらく走っとったらまた低い方に水温計が…と、所謂「波打ち」状態になってきてたんよねこれが。
オーバーヒートにふれるよりもマシとは言え、オーバークールも内燃機関にはよくありません。ヘタするとオイル漏れや最悪エンジン死亡に繋がります。
壊れてから考えるのもアリかなぁとも思いましたが(爆)、病魔と同じで進行する前に食い止めるのが当然得策な訳で、しかも走りに影響してくる部分な訳で、思い切って手を打ちました。
結構な額かかったけど、先述のとおり、これで、このクルマを乗り続けていく上で必要だった整備事項がすべて終わったので、当面は安心してまた、「次の5年」をコイツとともにしていけるでしょう。
ちなみに、やはりというか当然というか、水温の波打ちは一切なくなりました
そしてこれで、このクルマに必要だったゼロリセット計画すべてがとりあえず、完結。
最後に残した大仕事。
それは「水回り関連の総交換」
まずは取り外したパーツなどをご覧にいれましょうか

ハイ、まずはラジエータ
当然ながら製造以来一度も交換してなかった箇所。E36のラジエータはご覧いただければお分かりのとおり、リザーバタンクが一体型となってまして、しかもそのリザーバタンク等は熱の影響モロにうけるにも関わらず、樹脂製

樹脂は経年により状態が劣化していくもの…E36によくあるトラブル、それがこの、ラジエータのリザーバタンクが劣化で亀裂が入って破裂し冷却水噴出→オーバーヒート、っていうパターンであったり、ラジエータにホース繋ぐ箇所の根元がこれまた劣化でポッキリ折れたりとか…この辺の年代になってくるとこの二点が非常に多いんです。E36という型番のBMWは総じて水回りがウィークポイントに挙げられとるんですが、中でもラジエータの樹脂は熱の影響をモロに受けますからねぇ。
かなりのヤレ具合でしょう、これ。実はリザーバタンク、劣化に伴い内圧で変形や膨張もしてまして、これでよく保ってたなぁと、改めて思ったのでありました。オソロシヤですよ

そしてそれに付随して…

ラジエータ関連のホースも全交換。写真からでは劣化具合がよくわからんかもしれませんね。けどホースを止めるクランプの外した跡がずっとそのまま付いてたりしてて、劣化しとるのは明白。んまぁ12年間ずっとアツい冷却水が、このホースの中を通っとったわけですからねぇ。ちなみにホース裂傷もよくあるトラブル事例です。
そしてこの、定番パーツもご交換。

ウォーターポンプは冷却水をエンジンやラジエータに循環させる役割を担う、非常に重要なブツ。

そしてサーモスタットは冷却水の温度を調節してエンジンを適温に保つ役割を担う、これまた非常に重要なブツ。
実はですね、このサーモスタットにガタが出はじめてたのが、今回大手術敢行した最大の要因。オーバークールといって、サーモ不調が原因で生じる、エンジンが必要以上に冷える状態が出るようになったためなんです。しかも出るだけならいいんだが、クール状態からまた適温近くに戻り、しばらく走っとったらまた低い方に水温計が…と、所謂「波打ち」状態になってきてたんよねこれが。
オーバーヒートにふれるよりもマシとは言え、オーバークールも内燃機関にはよくありません。ヘタするとオイル漏れや最悪エンジン死亡に繋がります。
壊れてから考えるのもアリかなぁとも思いましたが(爆)、病魔と同じで進行する前に食い止めるのが当然得策な訳で、しかも走りに影響してくる部分な訳で、思い切って手を打ちました。
結構な額かかったけど、先述のとおり、これで、このクルマを乗り続けていく上で必要だった整備事項がすべて終わったので、当面は安心してまた、「次の5年」をコイツとともにしていけるでしょう。
ちなみに、やはりというか当然というか、水温の波打ちは一切なくなりました

Posted by Kei-T at 23:58│Comments(0)
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