2008年08月28日

TUBE LIVE AROUND 2008 "You Best"その2

TUBE福岡公演の振り返り

今春~夏にかけてのホールツアー"YOUBEST"も、再順延となった8月の名古屋公演をもって終わったので、ようやくセットリストなどを書けますわ

ちゅーわけで。
いきなり、当日のセットリストなど…
こんな感じでございました。

☆☆☆
M-01. 十年先のラブストーリー
M-02. 君となら
M-03. Purity -ピュアティ-
M-04. ナデシコ
M-05. 蕾
M-06. Stories

M-07. Lookin' For Love~Ja・まいか
M-08 あの娘に急上昇~The Last of IKE-IKE -最期のウルトラ-
M-09. Body To Body

M-10. 蛍
M-11. プロポーズ
M-12. 女神達よそっとおやすみ

M-13. Paradiso~愛の迷宮~
M-14. 夏を抱きしめて
M-15. Half Moon
M-16. Miracle Game
M-17. 傷だらけのhero

アンコール
01. Smile On Me
02. Smile
03. Keeping The Face
04. Keep on Sailin'

Ending SE:春夏秋冬
☆☆☆

今回のホールツアーは、事前にファンクラブで「会員ひとり一曲投票」により募った結果上位にきた楽曲、ならびに下位楽曲(M-07.~09.)で構成されたセットリストでした。そのせいか、夏なのに、バラードの比率がやや大きいですね…そしてキーの高い楽曲も…

今こうして改めてこのセットを見ると…この構成だと、確かに前田氏のノドにかかる負担が…。でも会場に足を運んだファンの皆さんにとっては大満足のセットリストではなかったかと思われます

これだけキャリアが長いバンドになると、どうしても過去楽曲などは代表曲以外なかなか聴けなくなったりもする…その意味でも今回のは非常に美味しいセットリストでした。

個人的には、まさかTUBEのデビューライヴとなった1985年逗子マリーナでのオープニングナンバーM-09("OFF SHORE DREAMIN''アルバムに収録)が聴けるとは思いもよらず…

この楽曲は元々FENCE OF DEFENSE(以下FOD)の西村麻聡氏が亜蘭知子に書き下ろした曲なんですが、強烈にハードロックな趣。まさにFODが演っても違和感のないような曲でしてね。

この曲、今の盤石な演奏力を身につけたTUBEでいつか聴けたらと願っていただけに、演ったのは本当に嬉しかったなぁ。元々春畑道哉氏はFODのギタリスト、北島健二氏の大ファン=影響受けまくったというルーツがあります。そして亜蘭のアルバムでこの曲弾いてるのが、まさにその北島氏…

春さんのルーツが垣間見れるようなプレイでしたね。「北島健二な春畑道哉」が炸裂しとりました。そして現在のTUBEではあまり見られないような、「シンプルでソツないハードロック」な趣の曲だけに、前田-春畑コンビのTUBE楽曲からのファンには、かなり新鮮だったのではないかと思います。これは真にじゃったわい

個人的に他にも嬉しかったのは、M-06.を当時のアレンジそのもののVer.で聴けたこと、俺がベースを手に取るきっかけとなった"Smile On Me"をこれまた当時のアレンジそのもので演ったこと、そして最近はトンとLIVEでやらなくなったアンコール03.、更には初めてTUBEを見た1990年の野外「嗚呼!夏休み」でもラストに演奏したアンコール04.が聴けたことですね…

特にアンコール04.…曲の終わり際のフレイズ、♪Let's Keep On Sailin'のくだり
では前田さん、マイクを通さず肉声で歌い切ったんですよ。この演出も素晴らしかった

そして新曲M-13もセットに加わりました。時期は丁度発売日頃…したがって俺はこの曲、このLIVEで初めて耳にしたんですが、いやぁ完全にノックアウトでしたねぇ。一発で気に入りました!

ちなみにファン投票第一位の楽曲は「傷だらけのHERO」でした。MCではこの楽曲を大関栃東断髪式にて国技館で歌ったというエピソードを交えて語っておられましたね。

これに限らずですが、前田氏のMCは絶好調でした。前田氏、Vocalの力量歌心は勿論ですが、MCのうまさも特筆すべきものがありますねぇ…素晴らしい!

にしても…何つっても、初っ端からTUBE二大バラードがくる構成は圧巻ですよね…しかも暗転から演出もなく、いきなり、アルバム収録のと同じドラムのフィルインから「十年先の~」は始まるという…過剰な演出がない分、これはマジで鳥肌モンでした

楽器の方面に話題を移すと、春畑氏は新しいギターをFenderで作ったらしく、このツアーでは二種類、新種を確認しました。どちらもシースルーレッドのストラトSSH配列のモノ。当然というか、トレードマークのリバースヘッド仕様。これに加えてシグネイチャーとして既に世に出てるブロンドホワイト3シングル、BWL、それにガットギターでこなしてました。

一方角野氏は結構頻繁にベースを入れ替えてました。M-03ではATELIER Zが新たに手がけたセミアコのベースを起用。4弦は基本ATELIER Z S#295でしたが、メタルトップの装飾が綺麗な、ゼマイティス風のGTZも起用してた。そして5弦はどこのメイカーのかわからないけど冬のツアーで使ってたのと同じものだったんですが、これが非常にいい音をだしてました。本人もどうやらお気に入りみたいです。

なお両名のアンプはステージ美術との兼ね合いからか、ステージにはなく、ステージ袖に配置されていた模様です。

前田氏も楽曲によってはAG弾いてました。遠目でみえたヘッド形状等から判断するに、これはおそらく十数年前にオーダーで作ったサンタクルーズだと思われます。

とまぁ…
長々と書いてきましたが…

とどのつまり…

行ってよかった

ちゅーことです


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