2008年10月09日

織田哲郎 25周年LIVE@福岡Drum Logos

今からたらたら長文を綴ります。
ご迷惑かけまする。

織田哲郎9.26福岡公演の模様を、セットリストごとにひとことふたことずつ振り返って綴ろう、と。

曲順&楽曲ごとにいってみましょう。

開演前.
会場(ドラムロゴス)の後方には2階席?楽屋からステージに続く廊下?があるみたいで、開演5分ぐらい前にふとそこに目をやると、客席の様子を上から見ていたメンバーふたりの姿が…のちにステージ衣装からそのふたりが、関(雅夫)さんと大谷(哲範)さんだったことを知る。

01.SHINE THE LIGHT
オープニングナンバーは大方の予想どおり、ソロデビュー作"Voices"一曲目のこれ。

02.LUCIE MY LOVE
織田さんとの出会いを決定づけた最重要ナンバー。北島(健二)さんのギターソロがかなりおとなしめだった(その前後にペグ回してたのでギターのピッチに異状が出たのかもしれない。ちなみにFender C/S ホロフレイクブラックのストラト)。にしても強烈に嬉しかったのは(山田)亘さんのドラムが、フィルインとか含め、音盤発表当時の氏のドラムにほぼ忠実だったこと。当時25歳の亘さんがタイムマシンに乗ってやってたよな感じだったよ。

03.CITY LIGHTS
アルバム"New Morning"と同じ流れでこの曲へ。コゾーさんこと大谷さんのピアノが美しい

04.ビートに溺れて
ここで織田さん、ギターを離して歌に専念。

05.HOT LOVE
イントロで下手側客席にダッシュした際に何かに足をとられたのか、織田さん、大々的に後ろに転ぶ。客席大喝采。横で見てた北島さんも大笑い。この曲から良い意味でフランクな感じになってきた。

06.NIGHT BIRDS
古村さんの歌い上げSaxophoneの本領発揮と言ってもいいであろう楽曲。織田さんはMartin D-45を弾きながら歌いあげていく。今回のメンツのテイクには、このトシでなければ出せぬ「味」があった。葉山(たけし)さん時代のLIVEテイクとはまた異なった、ゆったりとした横ノリ感。

07.SEASON
08.BEST DAYS OF MY LIFE
09.空蝉
ここでギター弾き語り。Gibson J-45。改めて織田さんのギターの巧さを実感。多様なコード展開の楽曲たちを、あれだけのプレイをもってここまで聴かせられるのは流石はプロのなせるわざ。なかでも"Season"は真に美しかった。素晴らしいのひとことに尽きる。

10.EVERYBODY'S DREAMIN
弾き語りの流れからバンドがインしていく構成がドラマティック。

11.LIFE
キーは下がれど北島さんのソロは当時の音盤そのままをプレイしたのには驚いた!実は俺が初めてコピーしたギターソロがこれだった。織田サウンドの原点と言ってもいいであろう名曲。

12.週末に
亘さんの「ワン・ツー・スリー・フォー!」のカウントからして疾走感満載!ビートに絡む古村さんのSaxophoneがたまらない。

13.ガラスの街で
マイナーキーからメジャーでポップなこの曲へ。これをやるとは思わなかったなぁ!

14.BABY ROSE
織田さんにとってもファンにとってもLIVEに欠かせぬ代表曲。今回も盛り上がりました。この曲には亘さんのグルーヴが欠かせないことを改めて実感。

15.WILDLIFE
開場→ステージに目をやる→ドラムセットにカウベルがセットされてるのをみた瞬間、これをやることを確信。これは是が非でもLIVEで聴きたい曲だったのだ。会場のヴォルテージはこの曲で…最高潮に!"WILDLIFE!"というフレイズのコール&レスポンス…こーゆー「演る側と観る側が一体となれるよなR&R」を、俺もいつかは絶対に描きたいな!

16.YOU ARE NOT ALONE
嵐のあとのしずけさと言うべきか…コゾーさんのオルガンをバックに織田さんのピアノ弾き語りでやさしく歌いあげられるこの曲はSony時代の集大成的ナンバー。シンプルがゆえに尚の事、歌詞のぬくもりが伝わってくる…

17.CANDLE IN THE RAIN
本編ラスト。原曲キーでピアノを弾きはじめる織田さん。いきなりの展開に慌てふためく古村さん…織田さんの悪戯に見事にハメられるという一幕あり。こーゆーのもLIVEならではのワンシーン。楽曲自体はラストに相応しい、そして今の織田さんの歌声・歌心にも相応しいものといえよう。この曲の持つゴスペルな感じ~痛みや傷口にさえもやさしく手をかざすよな情感に、俺は果てしない共鳴をおぼえながら今日まで生きてきたからな…

*アンコール
01.LET THE GOOD TIMES ROLL
02.MAD DOG
やはりアンコールは明るくいこうぜ!って感じの、メジャーキーR&R二連発。本編において、その存在ぶりを強烈なステージングでもって示してくれたコゾーさんったら…アンコールでもやってくれました。何と、上半身裸での登場!

しかも、めちゃくちゃマッチョでビックリした。
んな上半身を右へ左へ揺らし煽りの鍵盤プレイは圧巻でした。
このメンツの時代のアルバムはこの路線主流だっただけに、紡がれるグルーヴとドライブ感に半端なくターボかますに相応しい選曲!

03.SOMEBODY TO LOVE
いつの時代もLIVEのラストはこの楽曲。ピアノの入りにあわせて語りかける織田さんのMCが心なしか感極まってるような印象も…

間奏でのメンバー紹介。やはりいじられてたのが大谷さん。それに鍵盤でこたえるのも大谷さん(笑)。

古村さんはバリトンとテナー二本いっぺんに加えて"Smoke On The Water"をやるという離れ業。

山田さんと関さんを絶妙なトークで紹介する織田さん。

そして北島さん…
すり切れるほどに聴いた、あの間奏のギターリフを、初めてこの「音盤オリジナルのギタリスト」で聴けたってのも感動でしたね。10分以上この曲で引っ張りました!

*アンコール2
01.LONELY BOYS.LONELY GIRLS
古村さん&大谷さん&織田さんのトリオでのシメ。大編成連れてのツアーだった1994年の"T"ツアーもラストはこの曲、しかも当時も同様の弾き語りでありました。この辺は織田さん本人も意識してだったのかもしれません。

んな感じの9.26でございました。

俺もあと15年生き抜きゃ、彼らと同じ50代…
あんなイカシタ50代音楽人でいたいなぁと感じながら、会場をあとにしました。


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