2009年06月22日

TUBE「Smile On Me」

6.21夏フェスLIVEにご来場いただきました皆様、まことにありがとうございました。装飾のない、まさに生身のバンドマン3名で紡ぐ楽曲たちは、今までのFJのサウンド知っている方々からすればかなり新鮮に聞こえたのではないでしょうか…

さて。今回の夏フェスLIVEの中に一曲、新曲を採用しました。それが今日ご紹介する"Smile On Me"。春畑道哉の2ndソロアルバム"Smile On Me"(1989年リリース)の表題曲。

春ソロはギタリストの春さんがやってるわけだからしぜん、ギターインストが大半を占める。その中にあってこの2nd Albumは、ヴォーカル楽曲の占める割合が多い、春ソロにあって異色の作風。

といっても、春畑本人がうたってるわけではなく、外部ヴォーカリストを起用してのそれ。起用されているのは、栗林誠一郎、坪倉唯子、前田亘輝そして近藤房之介。"Smile On Me"では栗林誠一郎がVocalを担ってる。

この曲は元々TUBEに書き下ろされた曲で(1987年リリース"Twilight Swim"に収録)、それをソロアルバムでカヴァーする格好になっている。が、そのままをカヴァーしているわけではなく、春ソロ"Smile On Me"は、歌詞がすべて栗林の手による英訳詞でうたわれている。そして、TUBE ver.に比べてテンポもゆったりめで、同じ8ビートながら重みを持たせたアレンジ。

更にはここがギタリストのソロアルバムたる所以であろう、ギターソロ部がコード進行含め原曲とは大幅に異なっており、若かりし日の春さんが弾きまくっております。ソロのシメの下降スケールがまた実にクールなのである。

今回のFJΔでやった"Smile On Me"は、バックの演奏(アレンジ)は基本春ソロver.で、VocalはTUBE ver.(所謂日本語詞)、というあわせわざなのでありました。

ちなみに歌ったのは俺ですが、何か(笑)

余談ですが、TUBEのLIVEで聞ける"Smile On Me"は振りやボックスとかも相乗して、視覚的にもメチャクチャカッコいいのよねこれが。俺がたびたび書いてた♪舞ってみせようぞssm舞いというのは(笑)、この曲のLIVEでの振りのことだったんです。DVD「嗚呼!夏休み」で観ることができますよ!


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