2006年01月02日

海乃邦

「海乃邦」

新年2日目ものんびりと過ごしております。
今年はお節料理や雑煮など正月らしい食も堪能しまして、大嫌いなコタツにも入りびたりで(笑)

ある意味、近年になく「正月らしい過ごし方」をしているかもしれぬ。

ところで、俺にはこの正月にしか基本的には栓をあけないお酒がある。
正月と、あとは誕生日と、他非常にめでたいことがあった時のみ飲むんだ、それを。

それは、「海乃邦」という銘柄の泡盛(10年古酒)でして、720ml(ハーフボトル)で定価4,200円の品。

この「海乃邦」という銘柄はモンドセレクションはじめとした各種コンペでも数多くの賞を受賞している、定評のある銘柄らしい。

2002年に沖縄をひとり旅したことがあって、名護だったと記憶してるんだけどその時に立ち寄った店で買ったんだよ。それを。

この泡盛はね、とにかく美味い。俺は泡盛自体大好きな酒なんですが、この「海乃邦」という銘柄はホンマに美味いんです。

その最たる要因はおそらく、この泡盛が「不純物なしの純度100%」(註:アルコール度数の話ではない)だという点であろう。そのため、とにかく味の密度も香りも芳醇で、まろやかだ。1,000円少々でスーパー等で量販されている「蔵」や「久米仙」などと飲み比べるとその差は歴然である。

それはまぁ、価格にも現れている部分でもあるのですが。加えてこの「海乃邦」ってぇのは、ボトルが素焼きなんですわ。

皆様も耳にしたことありませんか?
陶器に焼酎を入れて寝かしておくと熟成が進んで美味くなる
って話。

あれと同じ理屈でして…「海乃邦」も陶器ボトルゆえ、外の空気や湿気を吸いながら年重ねるごとに成熟していくのよ。ガラス瓶だと外気と完全に遮断された中での熟成となるので、それだけでも味の深さが、じぇんじぇん(笑)違うのよね。

俺の「海乃邦」は2002年に10年古酒で買ったのでそれから4年経った今では、14年モノになっている。そしてその4年の間に、明らかに味もまろやかさも変わっていってるのが分かる。

毎年ね、この泡盛の熟成度合いを家族とともに確かめるってぇのが俺のささやかなる(自己満足の境地フォー:爆)楽しみだったりする。

去年、大分分量が減って今年に持ち越したこともあって今年の「海乃邦」はそらもう、非常に濃密な芳醇度合いでございました。

でもそんな「海乃邦」も今年、誕生祝に飲んだら、いよいよカラになりそうなところまで減ってきました。残りわずかです(笑)

そんな感じで俺にとっての「海乃邦」は「スペシャルな酒」「VIPな酒」なんですが、かと言って特別入手しにくいってほどの泡盛じゃないんスよね。

非常に便利な世の中になったもので、近年では楽天市場はじめとした通販でも購入可能な銘柄です。

お酒好きの方、一度トライしてみてはいかかでしょう?


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Posted by Kei-T at 14:18│Comments(0)沖縄
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