2011年02月13日

唯一の女神

俺のblogをPCでご覧の方なら、ある変化にお気付きでしょう。

サイドバーのブログパーツ時計…そう、ZARDのofficialに変わっていますね。

失業以降夢も希望も光も歓びもイイことなんて何もない、クソみたいな毎日がもう2年近く続いているわけですが、そんな最中に、最も癒されたり、慰められたり、励まされたりしてきたアーティストが、まさにこの、ZARDなんです。

意外ですかね?
俺のルーツでもある織田さんやTUBEやFODやKohhy、大黒さんでもなく、ZARD。ズタボロの俺に光もたらしてくれているのは、ZARD。

「負けないで」に代表されるように、彼女の楽曲には多くの人の心を揺り動かし励ますような、力がありますね。まさか自分が、その力に支えられながら、ここ数年を生きていくことになるとは思いもしなかったけどね。

唯一の女神
ZARD、デビューシングル"Goodbye My Loneliness"からその存在を知り追い続けてきたシンガー。しかしBeingの作風や商法スタンス等に嫌気を感じ始めた時期…アルバムで言えば「永遠」頃から、長らく遠ざかっちまってたシンガーでもある…

彼女の逝去の報に触れたことで、ふたたび少しずつ聴くようにはなったけど、それも俺のココロを救うというところには至ってなかった。

そんな彼女の歌声に、歌詞に、このつらい時期、唯一の光をもらってる。

俺は遠出したら、遠出先で中古CDを買って、帰路カーステで再生しながら帰るのが最近のささやかな楽しみでもあるんですが、そんなある日の遠出で、「TODAY IS ANOTHER DAY」というアルバムを買いました。再生しながら家路へ向かってて…

ハッとさせられたんだよね。
ものすごく。

中でも、FIELD OF VIEWのカヴァーでもある、この曲に。

「DAN DAN 心魅かれてく」
http://www.youtube.com/watch?v=DEbbQeUmXZY

「ドラゴンボールGT」のOPとしてFOVが歌った神曲ですが…俺は正直、ZARDのこのテイクの方聴いて、FOVのが聴けなくなっちまった。それぐらい素晴らしいカヴァーだと思いますね(作詞しとるのが坂井さん本人というのも大きいのかもね。ちなみに作曲は織田哲郎)

歌心が人の心を救う、荒んだ毎日に一筋の光をもたらしてくれる、歌の、音楽の力をこれほどまでに実感したことは、過去になかったぐらいの衝撃でした。それも、初めて耳にしたアーティストでなく、デビューから知っとるZARD。ある日いきなり感動した、というんですかね…

以来、もう愛聴盤もいいところですね。
外出時には必ずZARDの音盤がクルマで流れてますね。

それにしても改めて思う。
坂井泉水の歌心・声質というのは、誰にも真似できん・フォロワーが出んであろう領域にあるなって。ZARDの曲は、ZARDにしか歌えん、と言い切ってもいいと思う。ここまで唯一無二の彩を持ったシンガーはそういないでしょう。

彼女の曲はどんなうまいシンガーがカヴァーに挑んだとしても、原曲を越えることはまずできんでしょうね。

トリビュートLIVEでbeingのシンガーが彼女の曲を歌ってる様子をみたことあるけど…やはり大きな違和感があったし、彼らのあと、2nd Chorusから坂井さんの歌が始まるとね(トリビュートLIVEでは生前の彼女のVocalと生演奏をシンクさせて行われていた)、やはりこれだよこれ!となるわけです。

彼女の楽曲が胸を打つのは、歌もだけど、やはり作詞であったり、作曲編曲の秀逸さも大きい。

前期では織田哲郎、栗林誠一郎、後期では大野愛果が多くの作曲を手がけてたけど、そのどれもが素晴らしいメロディを持っていた。そしてそのメロディを昇華させたアレンジも貢献大。葉山たけし、明石昌夫、徳永暁人などなど…

TUBEの春畑道哉も3曲楽曲提供してますね。

"In My Arms Tonight"
"Just Believe In Love"
「出逢い、そして別れ」

ファンの間では(そして坂井さん自身も)、"In My Arms Tonight"の支持が多いみたいで、実際LIVEでもこの曲は演奏されてLIVE盤でも聴けますが…俺はこの曲はそこまで好きというほどじゃないんです。

というのは、この曲以上に…
葉山たけしのアレンジ&ギターが最強の切なさを産んでいる、"Just Believe In Love"の出来が群を抜いとると思うからです。春さん提供ZARD楽曲の中…のみならず、ZARD全楽曲の中でも5の指に入るぐらいに、この曲が大好きで。作詞作曲編曲演奏歌唱すべてが連携機能しとる、最強のレベルにある曲だと個人的には思うんだけど、メジャーなヒット曲と比べると、今一つ地味というか影が薄いのかな、世間的にはそこまで大きく認識されとらん印象ですね。隠れた名曲ってやつでしょう。

そんなZARD。
本年デビュー20周年。

20周年にあわせて、いろんな企画盤等がリリースされるとのことで、このblog時計も20周年オフィシャルからとってきました。

デビューシングルをリリース日当日、織田哲郎が描いてるという理由ただそれだけで買って聴いて、「絶対このアーティストは大ブレイクする」と直感・確信した、当時大学一年だったあの日の情景が、今でも鮮明に思い出されます。

初期の頃は、川島だりあとかも楽曲提供してたりで、結構ハードなエッヂの効いたロックもやってましたね。「女でいたい」とか"Dangerous Tonight"とか、ベースは勿論、ギターもコピーしたっけ…

現在の境遇を唯一救ってくれている、というのもあわせて、ZARDデビュー20周年に対する想いは、俺なりに強いものがありますね。

今週は彼女のアルバムをヘヴィーローテして過ごそう♪

皆様にとってのZARDこの一曲、あったら教えてくださいね。


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