2009年10月24日
リバースヘッド
かつて「リバースヘッド・ブルーズ」という曲を描いたことがあった(註:未発表)。それぐらい大好きな、リバースヘッド…ジミ・ヘンドリックスで有名なそれですが、俺はTUBEの春畑道哉が弾いとるのをみて、一気にそれのとりこになりまして。
ありふれた日常・ありふれた意匠からそれたがる、ひねくれものの俺にとって、このリバースヘッドというヘッドの形状は、強烈に魅力的に映りました。
最初に手に入れたリバースヘッドは、Fender USA C/S Jimi Hendrixストラトキャスター。大阪の某AGショップにて、誰もが驚く破格値で購入しました。ソロが最近お休みになっとるため現在は長らく休眠中にありますが、現在の俺のソロのGuitarはコイツ抜きでは成立し得ないというぐらいに重要な一本…
そんなある日、ひとつ疑問が生まれました…
「ギターにはリバースヘッドは多いけど、何故ベースにはないんだろ?」
その疑問が、このKei-Tシグネイチャーモデル(笑)をビルドするきっかけ。
そして完成したのがこの一本。

俺と言えばこのモデルを抱えてる姿を真っ先に思い浮かべる方も多いことでしょう
ATELIER Z Kei-T CTM "Re-Birth 5"
通称はそのカラーリングから「零号機プロトタイプ」。実際ボディ裏には新劇場版「序」の、綾波レイステッカーが(爆)
2002年6月、ATELIER Zまで直接出向いて、本橋社長と意見を交わしながらつめていった仕様です。リバースヘッドのベースをビルドしたのはアトリエでは俺が初だったらしいです。そして9月末に仕上がった時にも自ら当時千駄ヶ谷にあったATELIER Zまで迎えに行ったのでありました。
ATELIER ZのWebでもこのBass、とりあげられているのですが、ここにUPされている写真というのがまさに、引きとりに行った時のものなんです。完成ホヤホヤのこいつを弾いてるこの写真、かなりレアです。

おもろいのでUPしましょう(笑)
話戻してこのベース、どうせCTMするなら他の部分も普段あまり見ないよな感じにしようと…まずカラー。ベースでは殆ど見ないゴールドトップにした。これも「レスポールとかには多いこのカラー、何故ベースにはあまりない…これは狙い目かも」というヤラしい…いや好奇心から。あと特筆すべきはフィンガーボード。シンプルながらアクセントが際立つ、5フレットと12フレットのみのドットポジション、そしてその材は今や希少な、ハカランダ(ブラジリアンローズ)
さっき通称「零号機プロトタイプ」と書きましたが、この唯一無二のスタイルは「傾奇者ベース」という呼称の方がしっくりくるかなと感じてる最近です。
さて、俺がリバースヘッドが好きなのは、そのフォルム…

この、ペグが下を向いている姿、そしてネック立てた時の姿が、実に官能的かつ攻撃的で素晴らしい!
今後、ATELIER Zで4弦のKei-Tモデルをつくる日が来た時も、おそらく=懲りずにリバースヘッドにするでしょう。既に構想だけはありますが…先立つものが…
これオーダーした当時の俺は、まだベースのことをわかってない部分も多くて、オーダーでの要求も意匠以外の面では今一つおぼつかない部分もあったんですが、さすがにあれから7年経った今では、明確に欲しいポイントとかが見えてますからね。今度CTMビルドする際にはこれより更にレベルアップしたものになること必至だよ。
何にせよコイツは俺と歩んで8年目に突入です。俺の分身というに相応しいコイツと、これからもひとつでも多くのステージをやっていきたいものですね。
ありふれた日常・ありふれた意匠からそれたがる、ひねくれものの俺にとって、このリバースヘッドというヘッドの形状は、強烈に魅力的に映りました。
最初に手に入れたリバースヘッドは、Fender USA C/S Jimi Hendrixストラトキャスター。大阪の某AGショップにて、誰もが驚く破格値で購入しました。ソロが最近お休みになっとるため現在は長らく休眠中にありますが、現在の俺のソロのGuitarはコイツ抜きでは成立し得ないというぐらいに重要な一本…
そんなある日、ひとつ疑問が生まれました…
「ギターにはリバースヘッドは多いけど、何故ベースにはないんだろ?」
その疑問が、このKei-Tシグネイチャーモデル(笑)をビルドするきっかけ。
そして完成したのがこの一本。

俺と言えばこのモデルを抱えてる姿を真っ先に思い浮かべる方も多いことでしょう
ATELIER Z Kei-T CTM "Re-Birth 5"
通称はそのカラーリングから「零号機プロトタイプ」。実際ボディ裏には新劇場版「序」の、綾波レイステッカーが(爆)
2002年6月、ATELIER Zまで直接出向いて、本橋社長と意見を交わしながらつめていった仕様です。リバースヘッドのベースをビルドしたのはアトリエでは俺が初だったらしいです。そして9月末に仕上がった時にも自ら当時千駄ヶ谷にあったATELIER Zまで迎えに行ったのでありました。
ATELIER ZのWebでもこのBass、とりあげられているのですが、ここにUPされている写真というのがまさに、引きとりに行った時のものなんです。完成ホヤホヤのこいつを弾いてるこの写真、かなりレアです。

おもろいのでUPしましょう(笑)
話戻してこのベース、どうせCTMするなら他の部分も普段あまり見ないよな感じにしようと…まずカラー。ベースでは殆ど見ないゴールドトップにした。これも「レスポールとかには多いこのカラー、何故ベースにはあまりない…これは狙い目かも」というヤラしい…いや好奇心から。あと特筆すべきはフィンガーボード。シンプルながらアクセントが際立つ、5フレットと12フレットのみのドットポジション、そしてその材は今や希少な、ハカランダ(ブラジリアンローズ)
さっき通称「零号機プロトタイプ」と書きましたが、この唯一無二のスタイルは「傾奇者ベース」という呼称の方がしっくりくるかなと感じてる最近です。
さて、俺がリバースヘッドが好きなのは、そのフォルム…

この、ペグが下を向いている姿、そしてネック立てた時の姿が、実に官能的かつ攻撃的で素晴らしい!
今後、ATELIER Zで4弦のKei-Tモデルをつくる日が来た時も、おそらく=懲りずにリバースヘッドにするでしょう。既に構想だけはありますが…先立つものが…
これオーダーした当時の俺は、まだベースのことをわかってない部分も多くて、オーダーでの要求も意匠以外の面では今一つおぼつかない部分もあったんですが、さすがにあれから7年経った今では、明確に欲しいポイントとかが見えてますからね。今度CTMビルドする際にはこれより更にレベルアップしたものになること必至だよ。
何にせよコイツは俺と歩んで8年目に突入です。俺の分身というに相応しいコイツと、これからもひとつでも多くのステージをやっていきたいものですね。
Posted by Kei-T at 22:55│Comments(0)
│ベースの話