2009年11月02日

笠原敏幸さん

好きなベースプレイヤーは数多いんだけど、俺の中ではこんなLIVEプレイヤーになりたいという頂点にいる人がこの人。

彼の名は、笠原敏幸。
1959年生まれの横浜出身。

椎野恭一(drums)らとともにPaPaというバンドを結成し、このバンドで山下久美子→吉川晃司のバックバンドをつとめ、88年にはメジャーデビュー。その後は松岡英明、久宝留理子、Chara、UAなどをサポートしとられましたね~

吉川晃司と言えば伝説の紅白出場のパフォーマンスが過去にありましたが、その時のサポートもPaPaがやってたのでありました。

そんな笠原さん。
小比類巻かほるのバックバンドをやってた時期がありました。俺も実際に"silent"ツアーの時(1991年)に、「生笠原」を観ておりますが、実物のリアルなプレイ&パフォーマンスは映像以上にカッコ良かった!

俺は吉川晃司サポートしとる頃に初めて笠原氏をTVでみて知ることになるわけですが、もうね、LIVEで弾いてる姿がめちゃくちゃカッコ良くて…あのベース誰だって感じで。サポートメンバー故名前はなかなか表に出てこないからわからないし…結局それが笠原さんと判明したのは、高校1年の時、GBという音楽雑誌での記事からでした。

Kohhyサポートしてた頃の中でも、とりわけDISTANCEツアーの時の模様は、ホントに素晴らしかったっすね。特に、昔からのファンには美味しかったのが、"TIME THE MOTION"

曲に入る前の冒頭で笠原さんがスラップしてるベースのリフ、これ聴いてピンときた俺は、相当コアなファンの証。これ、PaPaのデビューアルバムに収録されてる「疑惑のパノラマ」のリフなんですよ。驚きましたね!

そしてもうひとつ驚いたのは、ここで起用してる氏のベース。これ、Spector NS-2Jではないですか。ブリッジもBADASSみたいだし…そう、後藤次利氏の使ってるのと同じタイプのと思われます。やはりこの型のSpectorは良いな!

そこに輪をかけて、椎野恭一氏のドラムもまた素晴らしいっすね。この笠原・椎野コンビは長年組んでるリズム隊だけあります。この息のあったシンクロ具合は聴いてて良い意味で、ぞくぞくするほどカッチョエェです!

にしても。
ベース持って立ってるだけで絵になる、とはまさに笠原さんのようなプレイヤーのことですなぁ。しかもスラップでも指弾きでも、紡ぐグルーヴがこれまた素晴らしい。世間的にはあまり知られてないバンドマンかもしれないけど、俺にとっては永遠の憧れっす。

そして俺も、そうありたいものですね。


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