Writer's Bar～Kei Terao Official Blog

ここしばらく出てなかった、顔面殴打の自傷癖が今日、久々に炸裂しました。

ぶん殴った箇所がスイートスポットだったか、今日は脳がガンガンに震える感触がありました。頭蓋骨すべてが共振しとる感じでしたね。

俺の中でものすごく大きくくすぶっていること。

それは「利用」という概念。

転勤で地元に戻ったのが2006年。その前年に過ごしてた環境が人間立て直しの概念で見てもまたとない素晴らしいものだったため、この異動の話があったとき、そこに従うかそれともこの仕事に見切りを付けヤメるか、という二者択一で随分悩みました。

結局異動をとって地元に戻ったわけですが、ぶっちゃけ言って、地元に帰ってからの5年間、何一つとしていいことなどなく、ズタズタに堕ち続けて今日に至っとります。仕事もそうだし、音楽もそう。プライベートもそう。家族との関係もそう。

結果論になるが、あのとき異動にNoを言えてたら…と思うことがたびたびあります。

地元に戻ってからの5年間、俺は他人に組織に家族に社会に仲間にと、都合いいように利用され続けている「駒」でしかない、この現状がいつまでたっても打破できない、という現実に対して、もの凄くフラストレーションが膨らんできています。今日、「こんな利用されることだけにしか生きとる価値がないようないきざま、もうゴメンだ！」と思うことがありまして、そこで感情が一気に爆発してしまった、という次第です。

利用されるだけされて、あとはポイ。
特異な目で、奇異な目で姿仕草を見られて嘲笑されて、あとはポイ。

地元に帰ってからの5年間、すべてそう。音楽事でさえそうだった。ホントね、生真面目に生きとるのがバカらしくもなってくるってもんですよ。これほど浮かばれん人生送っとる人間もそうおらんでしょうね。

あーもー本当に毎日がつまらん。見るもの聞くものすべてに腹が立つし、それらすべてが敵に見える今日この頃…

ええように利用されとる自分自身のクソ加減に何より腹が立つが、人の都合ばかりに振り回され見返りのない利用ばかりをされとるという現実にも腹が立つ。

あまりに腹が立って…今日、GWに依頼受けてた事柄ひとつに、心鬼にして断りをいれました。俺はこれまでいろんな人からの依頼を、バカ正直にハイハイと受け入れすぎてきたきらいがあります。それもまたこの悲劇を招いとる一因でもあるわけです。

自分自身のことすらロクにできんこの俺が、人にとって都合のいいヤツになるなんて、百万年早いんじゃ、と。

断れない性格から木っ端みじんにせんことには、最早どうにもならん感じだからね。