2012年01月23日

39

39

正確に言えば10:30だが、本日39回目の誕生日を迎えました。

39というのは、現在失業求職中にある俺にとっては、非常に重要な年でもあります。ハローワークの求人票に目を通しとられる方ならわかるかと思うのですが、キャリア形成のための若年雇用のリミットを「39才以下」と定めている企業が、結構多いんです。

つまりは、この一年を棒にふるようなことがあると、ただでさえ門の狭い求人状況が、更に狭まるということでもある。

そう言った意味では、いろんな決断や踏み込む勇気を要される一年になるということでしょう。んまぁ現時点でこの辺に対する自覚というか危機感というかを自覚しとるだけでも、以前の俺に比べりゃ随分良いんじゃないかと思います。

ただし、再就職を焦ってミスマッチの企業に就職してしまうと、双方にとって悲劇を生むことにもなりかねんので、確かに再就職は今最もなんとかすべき事案であるということは踏まえつつも、そこいら辺については慎重に、見極めていかねばならんとも思っています。

んまぁ要するに、現実は迷路や騙し絵の如く、難しい&罠だらけということだ。

サバイヴをテーマに掲げてる俺ですから、そこは何としてでも生き抜いていきたいものだ。

さて。39というトシは、言うまでもなく30代最後のトシ。

Twitterにも書いたが、俺にとっての30代は、ホントに受難だらけの9年間でここまできている。それこそ30になった年に失業しとるのだよ俺は。しかもものすごく理不尽なカタチで。ここからすべての苦悩と苦難が始まって、現在に至っている。

ろくでもないことがおこるたびに、それは俺がクソだから・それは俺が能無しだからと、自分自身をこれでもかというぐらい殴り倒して・詰り倒してきた。自傷に及んだことも多々あったが、行為に及ぶ以上に深刻だった(…いや、深刻なのは、か)のは、自分の心を自分自身でボロクソに痛めつけてきたことだろう。

自己虐待。
それもかなりひどい部類に俺の場合は入ると、我ながら思う。

そんなことの繰り返しが、自己肯定感や自信やらを奪っていってしまった。20代の頃にあったこれらや(良い意味でも悪い意味でも)自己顕示欲やらが、30代になって木っ端みじんに砕け散っていった。

失ったものは対外的な部分(人やらモノやら)も確かに多い。
しかしそれ以上に…自己・自我そしてそれに伴う能力・才能そしてポジティブさを、この30代ではかりしれんほど失っちまったように思う。それは詞が描けなくなったことからも、明確に伺える。

んまぁそんな感じで、30~38の期間というのはホント、実りの無い、進歩成長どころか崩壊退行ばかり進んだ、まさに「生きた廃墟」を地でいくような(笑)生活にまみれてた俺。

30代最後となる39。
今日から始まる39。
せめてこの年ぐらいは、そんな自分自身を救ってやらねば・救ってやりたいと考えてます。

終わりよければすべて良し
とは、過去に俺を襲った諸々を考えた時、決してなりません。許しがたいことに大して許してやれるほど、俺は人間が出来ていません。

だけど、この一年が自分にとって良い一年となれば、それだけで「あぁ10年のうち9年はクソだったけど、最後の一年だけは良かったなぁ、この一年のために残りの9年はあったんだなぁ」とも、まぁ思えるわけです。無理矢理だけど(笑)

そんなわけで。
今日からもまた、皆様よろしくお願いします。

最後に。
俺の誕生日によせて…
この曲を皆様にご紹介したい。

徳永英明「Navigation」
http://www.youtube.com/watch?v=cmJztDPWQXE

この曲を何故自分の39の誕生日に選んだか、それは歌詞をよめば伝わると思う。まさに俺の30代を、しかも現在進行形で怖いぐらいに投影しとる楽曲です。ぜひ聴いてみてほしい。

P.S. 写真は本日撮影しました


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