2011年05月16日
遠回りも悪くない
視点を変えれば、新しい発見や経験が、そこにはあるかもしれない。ひとつの物事に対して多数の選択肢がある場合、人間というのは利便性や合理性を率先してとりたがるもんだが、そこをあえて遠回りする事によって、面白いことやリフレッシュを図れるかもしれない。
これ、俺の持論なんですが。
んまぁそれを象徴するかの如く、遠回りだらけで目的地に一向にたどり着けない人生を送っとるわけですが。
現在パートで午前中働いとる職場、今年度から俺のような非常勤職員においても、胸部レントゲン撮影が義務付けられました。必須なんで費用は公費から出る。
で、このレントゲン撮影というのが、モービル(レントゲン車が各地域や企業等に出向いてやっとる、あれですね)によるもので、幾つかある撮影巡回日から都合のいい日を選んで、当日そこに出向いて撮影する、というもの。
市内ということで沢山選択肢はありました。俺の住んどる辺りに近いところでの実施もあったし、今の仕事がOFFになる8月頃にもレントゲン巡回はあった。
先述のように、利便性を考えればこういった、何もない&近場で時間やガソリンの無駄浪費をせんですむ場所を選ぶのが、世の一般常識人の方々の必然の流れでしょう…
が。
「俺の常識は世の非常識」を地でいっとる屈折人間ワシは、この辺の考え方からして世の中の価値観からずれてまして…この巡回リストの中には行ったことのない土地が幾つかあったのに目をつけ、その中で最も早い巡回日になっとった、郊外の某漁港を迷うことなくチョイスしました。
ちなみに一番近場の場所選べばクルマで5分もかからない。今回選んだ場所はクルマで20分少々かかる、山口県境も近いような場所。
職場の同僚からは「わざわざそんな遠くまで行かなくても…」とかいろいろと言われましたが、違うんだな、モノの見方が。
こういう機会でもない限り行くことのないであろう辺鄙な場所。こういう機会だからこそ行ってみるのもアリじゃない?当然初めて訪ねる地なので、今までみたことのない景色や土地の空気感を感じることになる。そういうのは動機がないとなかなか足を運ぼうとはならんでしょ?その動機付けとなるもんが目前にあるなら、活かしたいですよね。
こういうのを動機付けとして見知らぬ土地に出かけるのは、俺的は十分にアリなのでね。
実際、初めて訪れたその場所。ウルトラ方向音痴の俺は余裕をもって現地に赴き、着いたのは巡回車到着1時間前。時間を余しまくったので、この、初めて訪ねた漁港近くの集落をぶらり散策したりして時間をつぶしたよ。のどかな美しい風景が目の前に絶えず広がってましたが、あぁいった大震災があったのちに訪ねる海沿いの集落だけに…いろんな想いが交錯しましたね。
そして検診車がくる時間頃になったら、その集落に住む、俺同様レントゲン撮影受けるじいさんばあさんたちが漁港に集まってきました。次から次へと集落から出てくる出てくる。
その中にあって、ただひとりのよそから来た&年齢的にも最も若かった俺のことが珍しかったらしく、結構いろいろと話しかけられました。結果として、検診車がくる間に現地の方々とのコミュニケーションまでとることができました。凄いよね(笑)
俺って精神的に脆弱なグラスハートを地でいっとる上、屈折までしまくっとって救いようがない今日この頃ですが、それはひょっとしたら表層上のことだけでしかなく、根底は意外にも図太く強いハートの持ち主なんかもしれない(笑)
見知らぬ土地は自分を素直にしてくれるのかもしれないな。
時間かけて遠くに足運んで、そして余裕もって現地入りして本当に良かった。良い心の洗濯になりました。
こういうプライスレスな収穫が、視点を少しかえることによって得られるわけです。目先の利便や節約ばかりにとらわれてたら、こうはいかないですからね。
そう考えると、遠回りもバカにはできんですよね。しあわせを得られる契機は、こういった何気ない、普通じゃ採らない行動をとることによって産まれるもんなんかもしれませんね。

これ、俺の持論なんですが。
んまぁそれを象徴するかの如く、遠回りだらけで目的地に一向にたどり着けない人生を送っとるわけですが。
現在パートで午前中働いとる職場、今年度から俺のような非常勤職員においても、胸部レントゲン撮影が義務付けられました。必須なんで費用は公費から出る。
で、このレントゲン撮影というのが、モービル(レントゲン車が各地域や企業等に出向いてやっとる、あれですね)によるもので、幾つかある撮影巡回日から都合のいい日を選んで、当日そこに出向いて撮影する、というもの。
市内ということで沢山選択肢はありました。俺の住んどる辺りに近いところでの実施もあったし、今の仕事がOFFになる8月頃にもレントゲン巡回はあった。
先述のように、利便性を考えればこういった、何もない&近場で時間やガソリンの無駄浪費をせんですむ場所を選ぶのが、世の一般常識人の方々の必然の流れでしょう…
が。
「俺の常識は世の非常識」を地でいっとる屈折人間ワシは、この辺の考え方からして世の中の価値観からずれてまして…この巡回リストの中には行ったことのない土地が幾つかあったのに目をつけ、その中で最も早い巡回日になっとった、郊外の某漁港を迷うことなくチョイスしました。
ちなみに一番近場の場所選べばクルマで5分もかからない。今回選んだ場所はクルマで20分少々かかる、山口県境も近いような場所。
職場の同僚からは「わざわざそんな遠くまで行かなくても…」とかいろいろと言われましたが、違うんだな、モノの見方が。
こういう機会でもない限り行くことのないであろう辺鄙な場所。こういう機会だからこそ行ってみるのもアリじゃない?当然初めて訪ねる地なので、今までみたことのない景色や土地の空気感を感じることになる。そういうのは動機がないとなかなか足を運ぼうとはならんでしょ?その動機付けとなるもんが目前にあるなら、活かしたいですよね。
こういうのを動機付けとして見知らぬ土地に出かけるのは、俺的は十分にアリなのでね。
実際、初めて訪れたその場所。ウルトラ方向音痴の俺は余裕をもって現地に赴き、着いたのは巡回車到着1時間前。時間を余しまくったので、この、初めて訪ねた漁港近くの集落をぶらり散策したりして時間をつぶしたよ。のどかな美しい風景が目の前に絶えず広がってましたが、あぁいった大震災があったのちに訪ねる海沿いの集落だけに…いろんな想いが交錯しましたね。
そして検診車がくる時間頃になったら、その集落に住む、俺同様レントゲン撮影受けるじいさんばあさんたちが漁港に集まってきました。次から次へと集落から出てくる出てくる。
その中にあって、ただひとりのよそから来た&年齢的にも最も若かった俺のことが珍しかったらしく、結構いろいろと話しかけられました。結果として、検診車がくる間に現地の方々とのコミュニケーションまでとることができました。凄いよね(笑)
俺って精神的に脆弱なグラスハートを地でいっとる上、屈折までしまくっとって救いようがない今日この頃ですが、それはひょっとしたら表層上のことだけでしかなく、根底は意外にも図太く強いハートの持ち主なんかもしれない(笑)
見知らぬ土地は自分を素直にしてくれるのかもしれないな。
時間かけて遠くに足運んで、そして余裕もって現地入りして本当に良かった。良い心の洗濯になりました。
こういうプライスレスな収穫が、視点を少しかえることによって得られるわけです。目先の利便や節約ばかりにとらわれてたら、こうはいかないですからね。
そう考えると、遠回りもバカにはできんですよね。しあわせを得られる契機は、こういった何気ない、普通じゃ採らない行動をとることによって産まれるもんなんかもしれませんね。

Posted by Kei-T at 22:49│Comments(2)
│プライベート徒然
この記事へのコメント
良いですね。私も辺鄙な場所、大好きです。特に、山間部に民家が数件しかないような集落。昔、東京で仕事してたときに、奥多摩へ、ドライブに行きました。あの辺は、山が深くて良いです。で、山梨県の丹波山村という所で、露天風呂に入って、祖父の住む、同じく山梨の塩山市(当時、現在は甲州市)の千野という集落へ向かい、ぶどうをたらふくよばれて帰りました。最高ですわ。
Posted by メタルバカ一代 at 2011年05月19日 13:00
メタルバカ一代さんへ
俺、遠回りとあわせて「往路と復路では通る道順をかえる」ってのもやってますね。同じ道の行ったりきたりより、遥かに面白いです。特に俺の住んどる辺りは国道じゃない別ルートでの道というのが殆ど、辺鄙な土地柄(山間部など)になるため、尚の事いいんですわ。
奥多摩は以前からずっと気になっとる土地なんですよねぇ。
俺、遠回りとあわせて「往路と復路では通る道順をかえる」ってのもやってますね。同じ道の行ったりきたりより、遥かに面白いです。特に俺の住んどる辺りは国道じゃない別ルートでの道というのが殆ど、辺鄙な土地柄(山間部など)になるため、尚の事いいんですわ。
奥多摩は以前からずっと気になっとる土地なんですよねぇ。
Posted by Kei-T at 2011年05月19日 22:45