2011年06月12日

終わる世界

昨年まで俺も出演していた、夏フェス。
拍手喝采を浴びて、きっとステージでは活き活きと輝いていたであろう、俺。

んまぁその拍手喝采も、その真実は俺以外のメンバーに対してのものだったんでしょうが。それを俺に対しても拍手喝采アリとおおいに勘違いして舞い上がってた、実にあわれな俺。そんなあわれな俺の姿をバカにした目でみていたオーディエンスが多勢を占めていたということに気付けなかったのは、今思えば本当に悲劇でしたね…

今年はひとりさびしく、この日を過ごしました。昨年までの、(その真意がどうであれ)スポットを浴びてやっていた状態から、一転しての墜落・堕落。ここまで落ちぶれた人間もそうおりますまい。

そしてそんな中、ひとりさびしく、ずっと挑み続けてきたひとつのたたかいに対して、本日、自分なりにピリオドを打つことにしました。

打ち克ってピリオド?
そんなわけ、俺に限ってあるわけない!
何から何まで負け倒して、戦意もモチベーションも何もかも喪失してのピリオド。

そのたたかいを通じて、俺は何やっても何かに勝つことは出来ない星のもとに産まれてきたんだ、というのを感じずにはおれませんでした。どんなに努力しても、どんなに継続し続けても、絶対かえることのできない「負け犬」という役柄・宿命を、俺は一生背負い&演じつづけていくしかないんだな、と。

何かに勝つことなんて、何かを認めてもらえることなんて、誰かに愛してもらえることなんて、そういう素性でこの世に産まれてきたのであれば、最早叶うことなどありえない、と。

負け犬は、負け犬なりに、卑屈に下向いて生きていくしかないみたいだ。俺に限って言えば、生き続けるためにはそれしか許されんのだろう…

もうね、この故郷に帰ってきてからというもの、ホント何一つとしてロクなことがあった試しがない。ロクな人生拓けたためしがない。失ってばかりで、利用されてばかりで、搾取されまくって棄てられ蹴られ殴られ嘲笑われで、現在のこの有様。

大嫌いじゃこんな街。
絶対この街から出てやる。という想いを、今日ほど新たにしたことはありませんでしたね。

ホント酷い6月ですわ…て、今年は1月からずっと「酷い」と書いてきてるね、ひとつきひとつき。底割れどころか、底なしですね。生きとる分だけ損しとる日々で、嫌になります。


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